ジャニオタが小田さくらさんのブログを読んで思ったこと。

クソクソクソ外野だけど、モーニング娘。小田さくらさんのブログを読みました。

ジャニオタとして、「異性のアイドルが好きなオタク」として、全く他人事に思えなかったし、凄く悲しくて難しい話だなと思ったので、文章にしてみようとキーボードを叩いている。

 

 

ジャニオタが小田さくらさんのブログを読んで思ったこと。

 

前提として、私はまずハロプロに全然詳しくない。今回の問題となった高木紗友希さんのことも、小田さくらさんのことも、ハロプロが好きな友人の布教でふわっとしか知らない外野です。でも、ハロプロってパワフルで、同性から見てもかっこいいし、良いパフォーマンスをしている、昔から「良い印象」のある人たち。そのアイドル性が結構好きなんですよね。特別録画して観るわけじゃないけど、テレビに出ているのに出会ったら「頑張ってるな~!」「元気出るな~!」って思う団体。

近所にイベントしに来るなら行ってみようと考えると思う。そしてその中でも、小田さくらさんはパワフルな歌とダンス、そしてクールな美しさを兼ね備えた魅力を感じる、かなり好きなメンバー。

 

そして高木紗友希さんの週刊誌スクープ・Juice=Juice脱退の流れは、先日目の当たりにした某ジャニーズJr.の子の活動自粛の流れや、堀越高校の恋愛禁止校則の騒動にも思うことがあったので外野ながら注目していました。

で、小田さくらさんの、昨日のブログ記事。読みました。

ameblo.jp

読んだきっかけは、「ジャニオタも当てはまるから読め」って話題になってたのを見つけたから。

 

前述のように、私は小田さくらさんのアイドル性はとても良いなと思っている。その上でこのブログを読んでも、小田さくらさんという「アイドル」への印象は変わらなかった。ああこの子は不器用ながら、まっすぐ努力してきたんだな。自分の努力やハロプロへの愛・音楽には自信があるんだなと思った。

なにより、言葉を選びながらも“発信する勇気”には良い印象を抱いています。

だからこれから私が書くことは、小田さくらさんを批判したいわけではない。

 

 

 

まず私自身の意見、人権としての自由恋愛はもちろん正しいと思います。

しかし仕事や学業をするため所属する場所のルール(契約や校則)がある場合、自由恋愛が制約を受けるのは、事務所と本人双方合意の上で必要な制限と考えている。

それは社会に生きる一般人でも会社によっては「社内恋愛禁止」という制約はあったりするから、そこまでおかしな制限だと思えない。

人権の話をするなら、職業選択の自由だって権利です。自由恋愛に制限のある職を合意で選んでいるのなら、その職を継続するために守らねばならないルールなのではないでしょうか。

 

その考えを前提に、アイドルがプライベートをすっぱ抜かれて処分を決められた時、私は「事務所の方針=ルールに従えないなら仕方がない」と考えるしかないと整理してる。どれだけ能力を認めていても、どれだけその人が好きでも、ルールはルールだと思うし、「ルールを守ってアイドルをする」という自覚は確かに欠けると思う。

 

 

この考え方のもとで小田さんのブログを読んでると、彼女が高木さんの処分について全然納得していないように思えた。そして処分の理由を「社会がアイドルにプライベートを含めた色恋を求めているからでは」と。

 

確かに、色恋・リア恋を求めるファンはめちゃくちゃいる。

先日自担が出たドラマだって、そういうドラマではないのに「妊娠」とか「ベッドシーン」とかいうワード、そしてそれを囃し立てるように別グループのメンバーのスクショが出回ったりトレンドに入ってて、個人的には考えられなくて頭を抱えたんですよね。

あの子があのクソ忙しい夏〜秋に、痩せながらも死ぬほど頑張って撮影したドラマを、彼のファンと名乗る人たちが、そんな風に色恋目線でしか盛り上げられないのかと。(そりゃ究極番組的には盛り上がれば何でも良いんだけど)

 

 

だから小田さんという「パフォーマンスを一番に認めてもらいたいアイドル本人」が、「アイドルが個性や音楽で評価される世の中になってほしい」と書いているのが、すごく悲しかった。

私はアイドルの繰り出すパフォーマンス(歌やダンスや演技)が一番大好きで、プライベートがどうであれパフォーマンスが大好きだったらそれが正解だとずっと思ってる。

 

そして、そういう考えのファンは、私以外にもたくさんいるはずなんですよ。

 

でも、アイドル本人にそういう想いが届かないくらい、世の中はアイドルに色恋を求めてしまっているんだなと。

そしてアイドルを取り巻く大人たち(事務所とか)は、必ずしもアイドル本人が思っていた形にならないような、「色恋売り」をさせてしまっているんだろうなと。

とにかくそこがめちゃくちゃ悲しかった。ショックだった。そりゃ私に言われてるわけじゃないんだけど。

 

 

どうしたら、色恋を求めるファンばかりじゃなくて、キラキラのステージを求めているファンも沢山いると伝えられるんだろう。

どうしたら、キラキラのパフォーマンスに従事したい、人間としては不器用かもしれない「職人気質」のアイドルを、守ってもらえるんだろう。

 

小田さんのブログを読んで、私の好きな、私に元気をくれるアイドルたち全員、幸せになってほしいと改めて強く思いました。

頑張る人たちが、まっすぐな人たちが、身も心もしっかり守られてほしい。

 

 

……っていう尻つぼみこの上ない文章です。終わり。

 

 

追記:今日更新されたブログも読んだ。それも含めて小田さくらというひとを、外野ながら気にかけていたいなと思いました。

https://ameblo.jp/morningmusume-10ki/entry-12657529422.html