車椅子Snow Manオタク、家を買い、ラウールに触発されて欧州爆走するの巻
ついに日本は梅雨に入りましたが、みなさんお元気でしょうか。
私は今、中東のどっかの国、日本からおよそ8,500km離れた上空10,000mあたりで、映画イン・ザ・ハイツをBGMにこの記事を書いています。
謎にスケールデカくてうける。
というわけで今年もメンズパリコレ期間のパリに行ってきたよーーー!!!すげーーー!!!
(自分で言う)
この記事をご覧の方はもしかしたらご存知かもしれませんが、今年に入って私は家を買いました。クソデカ出費。
しかしそれとほぼ同時(というかそれより先)にパリ行きを決めていました。クソデカ出費。
みさの数奇なライフイベントたち(?)の話、色々振り返りつつ記録します。
いやもう薄給OL、金がないよ。ほんとに。あるのは気力だけ。(ひでえ)
車椅子Snow Manオタク、家を買い、ラウールに触発されて欧州爆走するの巻
昨年2023年の夏、初めてパリに行きました。
本当に経験として色々あって、めちゃめちゃ楽しかった。いい意味で喜怒哀楽すべてが初めての街でたくさんあった。
パリはいく場所が数多くあるので、まだまだ行きたいなと思う場所やもっといたい・歩きたい場所もありました。
とにかくぼーっとしている私には、歩くだけでおもしろい発見ばかりだったから。
またパリに行きたい。もっとヨーロッパの色んな場所に行ってみたい。どうせならまた6月に行きたい!
って気持ちだけで、航空券情報は年間を通してチェックしていました。オタクなので。
飛行機
チケット手配と、初の海外航空会社でトランジット
ちょうどマンション購入の契約をする直前あたりに良い値段の航空券が出たので、行きたいと以前から言ってくれていた友人と緊急会議。
同時に、うちの妹(ラウールさんと同い年!)にも「私らについてくる感じになるけど行く?」と声をかけたら「行く!」と即決したので、3人旅が決定。
3人の方がなにかと心強いのがパリです……(それはそう)
今回の航空券は、行きが日本-パリの直行便(日本の航空会社)、帰りはパリ-ウィーン-日本のトランジット便(オーストリア航空)になりました。
そもそも海外航空会社の飛行機に自分の手配で乗るのは初めて。
日本の航空会社の準備は前回で手順を理解済みなので、手配余裕でした。日本語だからね。
余裕ぶっこきすぎて旅行直前の引越し大騒動終わってからしか動けず、そこは逆にドキドキだった。
クソドタバタ時間ない野郎の私のせいなんだけど、診断書の手配で主治医を急かした。申し訳ない。(主治医には「前回の診断書これだし、このまま今年に書き換えてくれたらいいから!」って言った。無茶苦茶患者である)
日本の航空会社はまあ良いのよ。
大変だったのはオーストリア航空への申請。
車椅子と医療機器の事前申請をした際、問合せフォームに日本語で入力したら「英語かドイツ語で問い合わせなきゃ受付しないよ!」てメールが返ってきて縮みあがった。Appleの翻訳機能に頼ってなんとかしました。すまん。
現地サポートの依頼系
もちろん英語力のない自分が本当に悪いんだけど、何が難しいって、一般的と比較すると特殊事情ではあるので「専門的な質問に対応する語学力」が試されること。
パリCDG空港チェックインカウンターはもちろんフランス語(英語)だし、オーストリア航空なので機内はドイツ語(と英語)。
例えば英語で「この車椅子はドライバッテリー?取り外せる?予備は持ち込むの?」と聞かれたら、私は「リチウムイオンバッテリーで、取り外しが可能。予備はない」と回答する必要がある。
「この車椅子いつまで使う?」と聞かれたら、「直前まで使いたい」と回答する。
航空会社が何について知りたいか、どうして欲しいのか、どの情報が欲しいのか、ある程度予測のうえで返事するんだけど、そもそもネイティブの言語を聞き取ることに不慣れだからか、やりとりがめちゃ難しい。
自分は日本の飛行機にも何度か乗れているし、今回事前申請も自分でやってたから車椅子情報自体の日本語は理解できてて、友人や妹の語学力と、Google翻訳のおかげでなんとか…って感じだった。
伝えたいことを自分の力でなんとかできるようになりたい。実践て大切…
あとは帰りのオーストリア航空機内で、外国人のCAさんにサポート頼むのもめちゃくちゃ苦戦した。
空港でも機内でも、おそらくこういう質問してるんだろうなとかは経験上でわかるんだけど、それに対応する語彙がパッと出てこないのは悔しかった。頑張らなきゃな〜。
逆に一人旅ならもっと“なんとかしなきゃ”でやりきるんだろうか。(甘えを捨てて背水の陣にならなければダメな人間なので…)
うまくコミュニケーションが噛み合うと本当に嬉しかったから、勉強するか〜!って気持ちになる。できるかはわからん…
ホテル
手配
航空券手配後、前回の宿にメールで連絡したところ「パリ五輪のせいでもう予約いっぱい!Very very very busy!」と返事が来る。
しかも部屋の値段が上がっている!うおおお困った!!!マジか!!!
というわけで、新たにホテル探しからスタート。
前回と同じあたりの位置がパリのどこへ行くにも便利なので、宿の位置をほぼ決定してホテル探し。
Googleマップで周辺ホテルについて、値段とエレベーターの有無を片っ端からチェック。
パリは古い建物を残して使い続けているので、エレベーターや車椅子対応ができていない建物もまだまだ多い。
ただパリの人たちは日本ほど障害者に対して抵抗自体は少ないので(少し困ってたら誰でもすぐ手を貸そうとしてくれる)ので、人の力なんとかなっている印象。
Googleで調べていけそうなホテル4、5軒全てに英語で「3人宿泊、1人車椅子だけどいける?」てメールしたら、1軒だけいけそうな感触だったので交渉しつつなんとか予約。
正直、どこの宿も車椅子だと言われたら及び腰になるし、高い値段の部屋を勧めてくる(これは日本でも同じで当然なんだよ)ので、交渉の加減は難しい。
実際の宿はエレベーター激狭で大苦戦
予約時に「エレベーターあるよ!でも狭いよ!」と言われていてめっちゃ不安だったのがまあ的中。
宿泊した部屋はめちゃめちゃ綺麗なトリプルルームだったのだけど、エレベーターは荷物持ってたら1人が入るので精一杯な狭さ!
タイタニックに出てくるようなレトロなエレベーターなので、趣はあるんだけど!タイタニックと違って狭すぎる!えげつねー!!
毎回車椅子を最小まで折り畳み、ひとりが私を抱え、もうひとりは行き先階で車椅子をピックアップしに待ち構えるという作戦でなんとかするしかなかった。
3人いなければどうにもならなかった。ありがとう2人…!
本当に誤算で、パリのエレベーターを甘く見ていました。申し訳なかった。
次回への改善点は、少し金かけてでも快適なエレベーターがあるホテルに泊まることです。本当に。
現地は爆走する
「阿部ちゃんができるんだからいける!」だけでユーロスター使ってロンドン日帰り旅
航空券と宿を決めて、プランを立てる段階で、「そういやユーロスター乗ってみたくない!?」となり、既に宿取っちゃってるしパリコレのパリに戻るため、日帰りで1カ国増やすことになった。(実際はウィーン経由帰国なので合計3カ国だが)
アムステルダムかな〜ベルギーかな〜ドイツもいいね〜…いや阿部ちゃんがロンドン日帰りしてたな!?ロンドン行けるんじゃね!?という友人の神な思いつきから、急いでユーロスターロンドン日帰りを予約する。片道2.5時間くらい。(+出国手続きで90分程度)
座席の取り方とかほんとわかんなくて、3人だけど車椅子+同行者の2人と、もう1人は別々で予約せねばならなかった。結局コンパートメントが分かれた。むずい!
実際にユーロスターの乗務員さんに「ロンドン何日いるの?」ときかれたから「1日だよ」って答えたら「fantastic…」と呟かれた。相当なことらしい。(それはそう)
当日早朝、前日予約したUberで大雨のパリを脱出して(Uber Taxiめちゃ便利!)、よくわかんないけど「車椅子やねん、サポートルート頼めるかな!?」て窓口に聞きに行ったら、無事案内してくれた。
標識系がすごくわかりづらいからエレベーターのルートを探しつつ、治安不安めな人の多いパリ北駅の中で身の回りに警戒し続けるのは結構大変なので、案内してくれて本当に助かりました。一旦待たされるけども笑
ロンドン到着後、まず行ったのはハリポタの聖地キングス・クロス駅。
実際に映画で使われたのは、ユーロスターが停まるセントパンクラス駅らしい。隣同士の駅なのでどちらも行けてハリポタファンとしては嬉しかった!
キングスクロスでは思わずグッズを買いました。テンション上がったわ〜!ポンド高いけど〜!!!
これは9と4分の3番線で演技指導される私。
そして歩いて、大英博物館へ。目的はエジプトエリアにある本物のロゼッタストーン。
ゲーム:どうぶつの森シリーズで、ロゼッタストーンの本物も偽物も見つけると買ってしまうタイプの謎趣味オタクなので、ロゼッタストーン本物を見れたのはめちゃくちゃ嬉しかった!楽しい〜〜!!
大英博物館、いかに大量の品々を見せるかに特化した激デカ博物館でした。
デカ博物館すぎたから、エジプトエリアでさえ爆走した。
また行きたい。
本当はロンドン予習でピーター・パンを観ていたし、名探偵コナンでも度々出てくるビッグ・ベンにも行きたかったけど、距離的に断念。
次回に持ち越しです。
パリとはまた違って、ロンドンはかなり現代っぽい都会。
新しい建物が多いし、石畳ではなく舗装された道路が多いので、車椅子的にめちゃくちゃ動きやすかった。
日本で言うと丸の内みたいな感じ。パリは日本で言うと京都。明らかに京都。
セントパンクラス駅へ戻る最中に見つけたカフェ(?)でフィッシュ&チップスを食べ(普通に出来立てで美味しかった)、駅で紅茶を買い、パリへ帰還。
パリからロンドン日帰りが可能ということを教えてくれた阿部ちゃんに感謝。オタクの行動力、えぐい。
まさかの玉森くんとニアピンしまくる
パリ到着直後に、キスマイの玉森くんのインスタで、彼がパリ入りしてることを知る。
しかもストーリーズに上げてる現地写真が、めちゃくちゃ見覚えある近い場所でビビる。
オタクなので「スタバ一緒じゃん!?」と面白がって写真を撮った。
美術館に行った日、チュイルリー庭園を突っ切ろうとしたらパリコレの準備らしきもので工事中。
ついでにチュイルリー庭園抜けたコンコルド広場も、パリ五輪のせいで立ち入り禁止の工事中。
どこへ行っても階段と行き止まりで足止めされて、1時間バカ広い範囲を1.5周くらい周ることになって流石の私も軽くキレていた。(爆笑)
美術館終わりにお腹減りすぎて、チュイルリー庭園内のカフェで遅い昼ごはんを食べ、そろそろ動こうか〜!ラウール先生とか誰かが何か更新してないかな〜って友人と一緒にインスタチェックしてたら、玉森くんがインスタライブを開始する瞬間に遭遇。(そういやインライするとか言ってたな…)
何気なくインライ開いたら、午前中キレながら巡ったせいで記憶にある場所が映り込んでおり、「え!?来た道じゃね!?」ってホテルへの帰り道だと判ってしまう。
オモロ!って思いながらそっちへ歩いて向かってみたら、本当にホテル上階の窓辺でインライ配信してる玉森くんの後ろ姿を目撃しました。パリおもろすぎ事件。
ちなみに私たちを散々回り道させたチュイルリー庭園は、玉森くんが参加したAMIRIのショー会場でした。そうでしょうね!!
ヨウジヤマモトの出待ちを眺め、PFWを体感してみる
1つくらいパリコレ会場見れたら面白いなと思って、今回はヨウジヤマモトの会場へ行けた。
LVとかDiorとかHermesとかの超ド級有名デカデカブランドたちはゲストが豪華すぎて入り待ち出待ちの人混みがすごいのを知っているから、むしろうまく避けられるかな…くらいに思っていたので、ヨウジヤマモトで雰囲気を見れました。(出待ちだから入り待ちよりも人が若干落ち着いていた感はある)
日本ブランドなだけあって、日本人カメラマンや記者らしき人も何人か見かけた。
コレクションショー終了後、出番が終わったであろうモデルの人が上階から衣装脱いだ状態で人集りを眺めながらタバコ休憩して、そのまま手を振って(ファンサ?)、私服に着替えて普通に出口から出てくる姿が、パリコレっぽい〜〜!!!!!と感じた瞬間でした。
玉森くんがインライでも言ってたけど、パリの朝は気温が低くて寒く、夕方にかけて暑くなるので、街行く人の服装がレザージャケットからノースリーブまでまちまちなのね。
そして移民の国なので、みんな全然違うし、違うことが普通で、何も違和感がない。
だから、普通にモデルの人がその辺歩いてても全然気にしてない気がする。
気がつく人は気付くし、気付かれなければそれはそれで良いみたいな、ある種の個人主義がベースになってる感じ。
日本はすぐ人集りができたり、こっそり盗撮したりするけど、こっちではあんまりないんだろうな〜。(だからフランスに着いた瞬間、iPhoneのシャッター音が消音になるのかと今気付いた)
ラウールさんが今回Maison Mihara Yasuhiroのショー出演後、自分の足(てかLimeチャリ)で普通に会場を後にしたという記事も、ヨウジ会場を眺めていたのでよりリアルに理解できた感がある。
ラウールさん本当にすごい。本当に、このパリの街をあの長い脚でチャリと共に駆け回ってるんだなあ。コレクションショー出演、おめでとうだよ〜〜!!!!
いや〜なんかほんと嬉しかった!!!
しかしチャリで走り回ってるならこっちも気付けませんね!!!流石に!!!(笑)
PFW残りの日程も、どうか無事に駆け抜けて。
あとPFWは、本当偶然帰り道に寄ったパレ・ロワイヤルがKenzoのショー終わり後だったので、最後の最後に会場を出た三代目 J Soul brother'sの佐野玲於さんの出待ちに遭遇。ファンらしき日本人の女の子が教えてくれた。「誰??」ていうてた失礼すぎる我らに教えるだけ教えてササッと去っていった女性たち、本当にありがとう〜!!
それから、ヨウジ出待ちではゲストの宇野賛太さん(?)が目の前を通ったので写真が撮れた。
パリを出る前日、ヴァンドーム広場を散歩しに行ったら通行止めしてショー前日のリハをしており、明日どこのショーなんだろうな〜と予想するのも面白かった。
そんなわけでPFW期間のパリの若干のそわつき具合は、やはり危ないし面倒も多いけれど、おもろいです。
ちゃんと気をつけながら、また覗きに来たい。
三大美術館全部行けた
ルーブル・オルセー・オランジュリーのパリ3大美術館全部行ってきた!
ルーブル美術館
ルーブルは広いうえに建物が古くて迷路みたいで階段だらけなので、目的を3つくらいに絞っていたもののエレベーター探しで大苦戦。エレベーター不規則すぎ。
見つけたと思ったら停止中だったりする。おフランスクオリティ……
ただヨーロッパはハンディキャップある人を列に並ばせず最優先にする方針らしく、めちゃ混みのモナリザを最前列で見れました。やったね。
あまりにも最前列(仕切りの中)だったのでちょっと申し訳ない気持ちが勝って、しっかり見てそそくさと去った(笑)
モナリザも良かったけど、民衆を導く自由の女神が好きだったな〜〜!!!直で見ると色鮮やかで、パワーがあった。トランプ買っちゃった。
大英博物館が“とにかく数多くを見せるための博物館”なら、ルーブル美術館は“いかに美しくデカく美術品を飾るかの美術館”って感じ。
両方行ったからこそ、違いが明確になって面白かった。
オルセー美術館
どうぶつの森ゲーマー、落穂拾いとかの本物にアガった。
オルセーはルーブルよりエレベーターの位置とかわかりやすくてよかったな〜!
立派な時計がシンボルなようで、時計のマグネットを色違いで全種買っちゃった。かわいい。
オルセー美術館所蔵の目玉であるゴッホの『ローヌ川の星月夜』が、ちょうどオランダへ里帰りしてて見れなかったので無念。リベンジしたい。
有名作品が多いと、そういうこともあるわな!
オランジュリー美術館
3月に大阪でモネ展行ってから、ずっとオランジュリーに行きたかったので今回の美術館勢の中で一番行きたかった美術館。
モネの睡蓮シリーズのためにあるような美術館なので、大英博物館含んで4つ訪れた美術館の中で一番コンパクトだった。楕円形の部屋2つに合計8枚睡蓮シリーズ飾ってあって、本当パリ人はモネやルノアールといった印象派が大好きなんだなと思う。
これだけ景色景観にこだわっていて、更に緯度の関係か太陽の光が綺麗に入る国だから、光や風景を描く画風が好きなのは当然かもしれない。
ノートルダム大聖堂の絵も多かった。パリ人がノートルダムを大事にしているのがわかるし、火事で相当ショックだっただろうと思うと胸が痛くなった。
ちなみにノートルダム大聖堂はまだ思いっきり工事中でした。なんかステンドグラスの修理方針で揉めてるらしい。(空港送迎おじ情報)
この旅行での気付き
これからも、宿は最大の難関で博打だなということ
良いホテルに泊まることができれば解決なのかもしれないけど、ホテルでバカンスが目当てではないので、ラグジュアリーでサービス満載のホテルより、安全安心とある程度の快適さが保証されてかつ安価なホテルであれば、それで良い。
でもハンディキャップがあると、その条件を満たすのが本当に難しくなる。
今まででもわかっていたけど、改めて身に染みた。
設備面での快適さが上がれば、一緒に行くメンバー全員がもっと疲れなくて済んだだろうと思う。
3日くらいだったら不便でも良いけど、1週間となると後半疲れちゃうよね。
誰かと旅をする時に自分が気をつけなければならないなと感じた。
自分がトラブル慣れしすぎているということ
昔から何をするにも回り道で、とりあえずやってみて、できなかったら手を考えるのが癖になってるのね。
それは、日本でもどうせ健常者ベースの社会なので、自分はいつもある程度遅れを取っている前提で動いているし、何に遅れを取るか予測して先回りするのはいくら時間があっても足りないから。良くも悪くもだと思う。
私だけなら、それで良いかもしれない。
でも誰かと過ごすということは、その人をその“遅れ”や“手間”に付き合わせることになる。むしろ遅れを取り戻すために、より大きな負担をかけたりする。
私は慣れてるから平気でも、あまりにもこの“遅れ”や“手間”が重なり続けるとストレスになる人もいる。
今回一緒に行った妹はまさに、そのタイプだった。(歳が離れすぎていて、初めて一緒にこんな期間の遠出をしたので、今まで気付かなかった)
なんでこんなにイライラされてるんだろう、なんで「もうお姉ちゃんは私とタイプ違うから一緒に旅行しないほうがいいよ」って言われたんだろうと考え続けていて、やっと理解した。
ずいぶん一緒に行った2人に負担をかけたし、ここの感覚のズレを予め話せてなくて悪いことをした。
妹とは初めて一緒に旅行できて、嬉しかったんだけどなあ〜。結果的に楽しかったとは言ってるけど、ほんと良い思い出になってればいいなあ。
それでもやっぱりまた飛びたい
前回の初めてのパリをふまえた今回だったので、前回は「次はもう少し冒険できるな」という収穫で、今回は「この2回での改善点を見つけて次をもっと豊かにする」みたいな収穫があったように思う。
だから、またパリに行きたい。
次はロンドンも1泊以上欲しい。
あとトランジットで一瞬入ったウィーンやオーストリア航空がめちゃくちゃ清潔だし綺麗だし落ち着いてるので、ウィーンリベンジしたい。ウィーン国際空港の滞在1時間弱だったんよ(ウケる)
今回の旅でスタバのミニマグコレクターデビューしてしまったので、世界のスタバでミニマグを集めねばならないし。(?)
それから今回は、少し前から気になっていたエルメスのピアスを買いました。ついにエルメスデビュー。免税だと思ってたら普通に超過してて関税引っかかった。自分アホすぎ笑った。働きます。
やっパリ(ラウール風)、本当に楽しかった!
そして本当に、3人ともめちゃくちゃ動いた!
一緒に旅行してくれた妹と友人に本当に感謝してる。
見守ってくれてる皆さんにも、感謝。
前回の伝手で今回も頼んだら快く引き受けてくれた、「お元気でしたか〜!」って喜んでくれた空港送迎のおっちゃんにも、感謝。
帰りたくないなあ〜!って言ったら妹に「私は大学あるから帰る」って言われた。
また働いて、お金貯めて、遂に期限が来るパスポート更新して、行きます。ローンも返さねばならんしな。
そんなわけで、3月から怒涛の大渋滞だった、マンション購入と引越しとリフォームと家具家電調達、パリ渡航準備、職場大荒れ事案、マッチングアプリのあれこれ……という諸々ライフイベントたちがようやく収められそうです。
マンションのあれこれ最終編はまたnoteに書く予定。
記事の下書きを終えた今は、たぶん中国の上空12,000m、日本まで約4,200km程度、映画が変わってファンタスティック・ビースト2をBGMにしています。舞台がパリだったの忘れてた。
オーストリア航空の帰国便は座席ガラガラなので、3人とも2席ずつ使ってゆったりしている。私なんか身体小さいから横になれた。オーストリア航空、快適。
日本着いたら朝です。そこから国内線乗り継ぎで関西へ。シンプル遠い。
国際線はWi-Fiがないので、国内線乗り継ぎを待ってる間にブログ上げる予定。
無事にお昼頃に写真選定してブログが上がっていたら、えらい。(自画自賛)
それでは、また!
現実見たくねえ〜〜!!!!!!
車椅子ジャニオタがTGC2023A/Wに行ったら、なんか青春も味わえた話。
残暑厳しいうえに、ここ最近ジャニオタ界隈どえらい感じですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は先日京都に行ってきました。暑すぎて驚いた!
さて2週間前になりますが、9月2日に開催されたTOKYO GIRLS COLLECTION 2023 AUTUMN / WINTERに行ってきました。
TGC現地参加はこれでもう3度目。
相変わらず車椅子のオタクなので、一人で爆走しながら行くつもりだったんですけど(いつものこと)、今回は日帰り終電チャレンジではなく色んな嬉しいことがありました。
ただの遠征ではなくちょっとした旅行的なものになったので、記録しておきます。
車椅子ジャニオタがTGC2023A/Wに行ったら、なんか青春も味わえた話。
2023年7月上旬
いつ申し込んだんだろうとメールの履歴を遡ったら、どうもまだ1週間分の荷造りしてるパリ出発の日にTGCのチケット抽選申し込みしたらしい。偉すぎてウケる。
パリ記録はこちら。
今回は無事に当選。過去2回は結構ギリギリまで確保できなくて大変だったので余裕ぶっこいてた。
こうして9月2日の予定が埼玉になる。
日帰りなら途中の18時頃で帰らなあかんな~って思ってました。というかそのつもりでした。
2023年7月中旬
この頃色んなことでとてもストレスフルな時期でして、ジャニーズとは別の趣味でTwitterを通じて仲良くなった長年の友人Cちゃんと、お互いお酒を呑みながら喋って発散する通話をする。
どんな会話だったか呑んでたから覚えてないし詳細は省くけど
友人Cちゃん「そういや9/2-3の集まり、日程合うんじゃない?」
私「はっ!!そうだその日TGCで埼玉だ!宿泊から合流でいけるかも!」
みたいな会話から、TGC当日の宿泊先として友人たちの集まりに合流することに。
この会、半年くらい前からCちゃんが幹事として動いている会でした。
というのもTwitter上で出会った、もう8年くらいの付き合いになる日本全国津々浦々在住(北は宮城、南は福岡)の約10人で集まろうという会なのね。
当然日程や宿の場所も、既に約10人集めようという時点で限られるわけで、私が参加するには色んな懸念点がありました。
主に3点。
①スノのツアーの日程や舞台やイベントの予定が3か月前くらいじゃないとわからない(ましてチケットが取れるかどうかもまあまあ直前な)こと
②自分が車椅子だから宿泊先や遊ぶ先の選択が狭まること
③自分が宿泊となると医療器具や車椅子の充電器がプラスされて荷物が多くなるのも大変
友人Cちゃん、長年のフォロワーとはいえ当日は当然ながら私と初対面になるし、決まりかけてた宿も変わることになるんだけど、「おいでよ!当日の宿ができるよ!」って超気軽に誘ってくれて凄かった。私は良い友人を持ちました。
2023年7月下旬
7月下旬にはいろいろ予定があったものの、コロナ罹患して全キャンセル。仕事も含めてまあまあ地獄を見る。
一応設計上(設計上?)虚弱人間なのに、3月~7月上旬の国すら跨いだドタバタスケジュールでスノの名古屋ドームまでは完走できたことが凄いということにしました。迷惑をかけた友人たち、本当にごめん!!
既に色々動いていた、Cちゃんをはじめ約10人の計画会議に合流し、宿や遊び先の選定をしなおしになる。
ここで本当に色々心配事(いけるかな…という不安はもちろんだけど、それ以上に迷惑かけないかな…という不安)があったんだけど、パリ渡航ブログでも出てきた友人Hちゃんや、もう既に何度か会ってる友人Aさんを始めとする友人たちが、「これならいけるっしょ!」とか「いけるいける!これなら私がこうすればいけるよ!」とめちゃくちゃ背中を押してくれて心強かった。本当に嬉しかった。
そんな感じで、私は無事にTGC当日の宿を格安かつ友人たちに会えるというプライスレスすぎる特典付き(いやむしろメイン)で入手したのでした。
マジでこんなありがたい事、ないのよ普通……!
2023年8月下旬
毎度の賭けですが、ラウールさんのTGC出演が無事に発表される。今回も賭けに勝ちました🤟完璧🤟
いつも出演時間が謎なので、日帰りチャレンジの場合出演発表があっても当日出演するまで賭けは継続するんですよ。恐ろしいですね!(毎回めちゃくちゃである)
この頃、『もしかして荷物ってどこかに預けられるのでは……?』と思い当たる。
マジで1泊分とはいえ医療器具とかのせいで荷物多いの。重いの。そのせいで宿泊を諦めてるからね。
そしたら予約制の荷物預けサービスecbo cloakを見つけた。
宿泊先の最寄り駅にあるecbo cloak対応ネカフェに預け予約をして無事確保。大きめサイズのバッグ2個だったので1,600円だった!
たまアリ内持ち運ぶこと考えたら全然安かった。
同時にこの頃、朝起きたら突然耳下が腫れ上がるというおたふく風邪疑惑発生。
結果的におたふくではなかったんだけど、友人たちを恐怖に陥れました。すみませんでした。
原因は虫歯だと思ってたんだけど、盛大に覚悟して歯医者行ったら虫歯でもありませんでした。親知らずでした。
みさ on X: "デンホリ踊ったおかげか歯が痛かったのに虫歯がありませんでしたーーー!!!!どういうことーーーー!!!!やったーーーーー!!!!!" / X
みんな歯の定期健診ちゃんと行こうね。(自戒)
2023年9月2日-3日
TGC当日
あの毎回新幹線ギリギリチャレンジの私(最悪)が、予約20分前には新大阪に就いてる完璧具合!
この日はめちゃくちゃ優秀だった。そろそろ地下鉄新大阪駅も慣れてきたかもしれない。エレベーター探して5分迷ったけど。
時間通りに東京駅に着いたまでは良かったものの、やっぱりJR乗換からは鬼門。
宿泊先の最寄り駅に向かう乗換で、電車が目の前にいるのに1本見送ったり(駅の連携に時間がかかります)、荷物預け先まではやっぱり遠かったり(仕方ない)、そっから戻ってまた電車に乗るのに時間がかかったり。
荷物を2つ無事に預け(めっちゃ対応良いサービスだった)、たまアリに到着したのは予定のだいたい13時からは大幅に遅れた時間でした。OPはギリ間に合ったから良いんだけど、乗換はいつも計算難しい。
TGCやっぱり面白かったなあ!
今回もラウールさんは本当に素敵だった。もう私なんかが言葉に出すのは勿体ないので、これを読んだ人はみんな映像観てください。ガチスタニングよあの人。
会場では個人的にお会いしたかった方々にも無事会えて、通路の隅っこでお話させていただいたり本当に不思議な経験をたくさんしました。楽しかったな~!
Snow Manを追ってなかったらない出会い・ない経験がたくさんあることを改めて実感する時間でした。人生の経験が豊かになる。
しかしたまアリの車椅子席は下手すぎて見辛かった〜!まあこれも運です。
今回はこういう見え方でした。
21時頃のTGC終演後、毎度のお土産をもらっていざ宿泊先へ。
余裕持って荷物を22時半引き取りにしていたんだけど、まさかの22時15分とかに駅に着く計算になり、結局受け取り時間ギリギリ爆走チャレンジに。
先に宿泊先に行ってた友人たちのうち、色々あって今回私と初対面の2人(Yちゃん・Oちゃん)が迎えに来てくれることに。ありがてえ~~~!!!でも顔わかんね~~~!!!
とはいえそんなこと言ってられないので、2人に「荷物受け取り代打で頼める!?」とか遠慮なしに頼む私。二つ返事でオッケー!って言ってくれる2人。神。
荷物受け取りのネカフェに到着(22:27でした)したら、まさにYちゃんが荷物を受け取っている最中でした。
初対面の前に、本名もさっき知ったばかりな女の荷物代打受け取り誓約書みたいなのを一筆書かされたらしい。マジで初対面迷惑女でごめんなさい。ちょっと反省します。でもめっちゃ助かった……!ありがとう!!
やっっっと初対面の感動もそこそこに、エレベーター乗った瞬間の私「……で、(2人のうち)どっちがどっち?」☚ほんと私の言動に笑ってくれる2人で良かったよね……
宿に着いて、広々~な部屋とAさんたちお留守番組と再会に感動し(みんなすっぴんなので写真はない)、別グループで外に出ていたCちゃん・Hちゃんをはじめとする友人たちとも再会&はじめまして。
ここでもう一度発動する失礼人間私「…で、(初対面のCちゃんとPさんに)どっちがどっち?」☚再放送早ない?
対応力ありすぎCちゃん「どっちだと思う?」☚正解しました
お酒飲みながら順番がおかしいババ抜きしたり、ルール曖昧全然混ざってないUNOしたり、全然違う界隈なのにTGCの話やパリの話を良かったねえ!って聞いてくれたり、夜中まで楽しく過ごしました。
TGC翌日
この日はみんなでキッチン借りて料理する予定。
スケジュールを確認しつつ、乗換のこととか地下鉄エレベーター難しくて遠回りしがち問題を友人たちに伝え、「出発時間ずらして現地集合しよう」に決定。
これが結果的に約10人チームにはめちゃくちゃよかったと思う。
朝早かったので貸しキッチンスタジオには幹事Cちゃんたちが前半組として出発、宿泊先の片づけやチェックアウト作業は私たち後半組に分担。
更に赤坂・六本木あたりで乗換が遠回りでややこしすぎて、後半組の中でも友人Hちゃんと私が別行動に。
この別行動、とっさの判断で行動してるのに全く問題なく動けたので、チームとして全員がすべきことをきちんとわかっていて、問題点を共有出来てて、遂行できるって超重要だなと思いました。凄かった。
良い天気でめちゃくちゃ暑い六本木を歩き、カルティエのイベントスペースここか~とか言いつつ無事に貸しキッチンに到着。パリ行き前日ぶりのUちゃんと再会!
キッチンではチェックアウト時間と格闘しているみんなの写真をバシバシ撮りました。楽しかったしおいしかった…!
チェックアウト遅刻で1万円、1分につき500円加算というヤバ条件に震えながら、チェックアウト時間3分前に全員走りながら撤退する様は見事でした。ものすごい一致団結を見た。
その後は徐々に帰りの時間にむけてカラオケでゆっくり。前夜の寝不足と暑さで若干ぐったりしてたのは歳のせいかもしれん。気のせいか。
そんな感じで私も東京駅を出て、2日間を終えました。
今回、本当に凄い偶然と会えた皆さんの協力あってのことだったんですよ。
本当に会ってくれたみんな、ありがとう~~!!!
そもそもTGC当たらなかったら、皆に迷惑かけるし…って集まりにも行かなかった可能性は全然あったので、こじつけるわけじゃないけどSnow Man推してるおかげでこんな経験もできたわ!ありがとう!!と思っている節もめっちゃある。
色々ね、色々本当にあるけど、今日も私は色んな人に背中を押されて生きている。
次はどうも私も幹事の一人として来年の計画をするようです。頑張ろうね~!(?)
ライブ・コンサートでの車椅子席対応を知っていますか、という話
先日行ったドームライブで、色々と考えること(同時にこれは、当事者でなければ気付けないこと)があったので言語化してみます。
なお、これに関してはジャニーズの事務所やタレントさん、対応してくださったスタッフさんなど、誰かを批判するつもりは一切ない。
基本的には、いつも対応してくれてありがとう!と思っています。
だけど私たちには、観客として同じ価格のチケットを予約して持ってる以上、ある程度の権利もあるよねと思った。
だからこれは気付く人が疑問を投げなければ議論も始まらないと思ったので、言語化を試しています。難しいのはわかっている。
どうかそれを念頭に置いて読んでいただけると嬉しい。
ライブ・コンサートでの車椅子席対応を知っていますか、という話。
前提
私の経験したライブ等の車椅子席申請については、少し以前の記事で書きました。
特にジャニーズのライブでの話だけど、車椅子席というのは基本的に事前申請制。チケット申し込み時に「車イス席を希望しますか?車イスは何台ですか?」という設問があるので回答することで申請完了です。
今はもうデジチケが殆どなので、会場にてチケット発券・座席判明は一般席(記事の都合上こう呼びます)と同じタイミングです。
車イス席申請をしていても、チケットには基本的に一般の座席が、2人申し込みなら横並び2連番で、まず割り振られています。ここ今回の要点ね。
今回のライブであったこと
今回のライブ、私は同じジャニーズグループのファンである友人に誘っていただいて行きました。
友人は元から私と行きたいと言ってくれてたので、申込時にきちんと車イス席申請を済ませていました。完璧です。
会場に入る際、「車イス席申請していて、車イスのまま観たいんですけど…」とスタッフさんに声掛けすると、通常同様QRを表示してデジタルチケットを発券し、発券されたチケットをスタッフさんが確認して、車イス席エリアまでスタッフ用エレベーターを使い、誘導いただいて着席。これはいつも通りの手順。
車イス席エリアに行くと、そのエリア(今回はスタンド1階か2階?の最後列。とはいえ一般席の最後列が立ち上がっても見えるように段差を作ってある)には既に5、6組の車椅子・健常者ペアが、車椅子の方が前・健常者の方がその後ろに座っており、意外と車イスの観客多いんだなという感じがしました。そこはまあ流石、ドームクラス。
スタッフさんにここで言われたのが「(要約)端から詰めていってください。付き添いの方は車椅子の方の後ろの席でお願いします」の一言。
つまり、健常者・車椅子のペアの場合、連番で取っても健常者が必然的に後列に回ってくださいということ。
私たちの感じた違和感
この“付き添いの方は車椅子の後ろに座ってね”って、ジャニーズ問わず今まで行ったライブも正直何回か言われていて。
比較的見やすい席だから今まで違和感が少なかったのかもしれないけど、今回に関しては特に『あれ?私ら“友達同士”で連番取ってライブに来てるのに、友人は“付き添いの方”なの?そして車椅子だからって私は前・友人は後ろで、それって同じチケット代で、2枚連番を保証されているはずなのに平等か?』と、色々ぐるぐる考えた。
会場や公演によっては車椅子の人数が少なかったりして、結局横並びで大丈夫ですよといわれたりするんだけど、今回はそこの車椅子エリアに入っている人が多くて、確実に横並びはもう無理やん?って雰囲気。
しかもあと2組来るとか言ってる。(仕方ないことではある)
周りの同じ車椅子エリアに座る人たちはあまり違和感ないようで。
というか今までの私も、なんだかんだ“いうても対応してもらってるからなあ…”と言われたことに違和感があっても飲み込んできてるのと、最終的に“まあライブ楽しかった!”でうやむやにしてきてたんだと思う。
そういうところ、あるよね。
ただ今回に関しては、“私は友人に同行させてもらってる”以上、友人が当然持つ権利(=友人が選ぶ人と、友人がチケットを取った以上観たいように観れる権利)は守られるべきでは?と思ったし、そうしなきゃ私が納得できねーな!という結論に達したので、開演時間も迫る中めちゃくちゃ悩みに悩んで、急遽スタッフさんに交渉してみた。
交渉時の考え方のポイント
①私たちは“横並びが保証されているはずの2連番”でチケットを持っている
②付添人のチケット価格割引制度など無いので(なくて当然だし、悪用されるので今後も作らなくて良い)、2人とも友人として同じ価格のチケット代を負担している
※車イス申請時に、「付添の方もチケットが必要」という注意書きはあるけど、割引などはないよ👌
①、②をふまえて、1人が車椅子で1人が健常者の組み合わせだからって、横並びになれないのは持つチケットに対して平等とは言えないのではない?
横並びになった結果、車椅子の人が見づらいとかデメリットがあるなら本末転倒だけど、このドームに関しては車椅子エリア自体が今いる場所以外にもあるように見受けられるので、人数に応じて分散するとかで対応は難しいんだろうか?というような話をしました。
正直ライブ開始してたからどこまで聞こえたかは不明。
スタッフさんの回答としては、
「(要約)お持ちのチケットに書いてある位置によって車椅子エリアは割り振るルール。確かに2連番なのに横並びになれないというご意見はわかる。」
というもの。
こちらもただの我儘にならないよう、悩みつつ交渉していたので、ご意見はわかります、と寄り添っていただけたのはありがたかった。(しかし現場のスタッフさんにこの対応させるのはしのびないものがある。)
しばらく交渉があり、「私たちはチケットの座席を今日この会場で知るシステムなので、今いる位置に拘りません。移動も可能です。車椅子か否かは関係なく2人で並んで、観れるなら大丈夫です。」と伝えた結果、同じ階の反対側の車イスエリアに移動して(エレベーター乗ったりしてめっちゃ遠かった笑)、結果2人横並びで観ることができました。
融通利かせてくださって本当にありがたかった。
最初は、底上げがなくて車椅子だと埋もれる場所になっても良いか?と言われてかなり焦ったので……。それじゃ車椅子申請した意味無いしなあ。
交渉している間、私はガッツリ後ろ向いてスタッフさんと話してたし、座席移動があったので、ちゃんと開演時間には会場に入ってたもののOPから数曲を観ることができなかった。
もっと早くに動けば最初から観れたのにな、というのはちょっとした後悔と反省。
今後どうしたらいいのか
この話、ジャニーズに限らず色んな界隈で発生していることなはずなんですよね。
当事者が全体に対して少なく、さらに違和感を持つ人が少ないから(なぜかというと、車椅子エリアに行く当事者は一般席に座る経験が少なく、一般席がどういうものか知らない。同行者も“車イス席ってそういうものか〜”と納得しちゃうから)、声が上がらないだけです。
今回友人も私もモヤっとした点が同じだったから、言えた。それだけ。
そしてきっと、これって運営側に実際この座席を使う当事者が少ないことも議論が進まない原因による齟齬だと感じた。
あのエリアを希望する車椅子のまま観たい人と同行者全員、同じ値段のチケットを連番で持っているはずなので、全員同行者と横並びで観る権利はあると思うんですよね。
例えば方法として、車椅子席エリアを希望する人が来たらその場で車椅子席エリアを再抽選して割り振るとか、何か方法はあるんじゃないかな。(何か諸事情あって申請なしで車椅子席希望した人は条件付き、とかできると思うし)
もっとルール検討が進むと、より良いライブ体験(そして私みたいにモヤつく人も減る)ができるのではないかな、と思いました!
なおジャニーズ事務所やライブ関係者・その他様々な関係者でこの話詳しく聞かせてくれと仰る方、もしいたらどうぞツイッター( @dmbcttn )へDMにてご連絡ください。
ちゃんとお話します。
メール問い合わせ口が閉じてて、クローズドに意見として送る方法がなかったので、ブログにした次第です。
ライブは超楽しかったよ〜!!
交渉も良い経験でした!人生学びがいっぱい!
以上です。
車椅子ジャニオタ、ラウールに触発されてパリへ行く。
お久しぶりです!フランスから帰国しました!
ツイッターでは色々ツイートしてると思うんだけど今回のなかなかトンデモ車いすパリ渡航を記録していきます。
なおこの冒頭〜経緯部分は2023/05/29に書いています。最初は計画的で偉かった。(スーパー自画自賛過去形)
車椅子ジャニオタがラウールに触発されてパリへ行く。
〜出発まで〜
2023年1月
超ビッグイベント、Snow Manのラウールがパリファッションウィーク現地参加により、連日パリ現地時間に合わせてインターネットで追いすぎたせいで(だってインスタライブも向こうからの報道も1ミリだって逃せないじゃん!?)、結構本気で体内時計が狂って時差ボケになったことは記憶に新しいよね。
どうせ時差ボケになるなら本気でパリに行きたいだろ。
こちらは当時のツイート。
パリ渡航費用を軽い気持ちで調べてみたら21.5万〜である。
私「え、パリって意外といけるやん?」☜費用はともかく治安とか方法とか自分が車椅子なこととか諸々トンデモ発想なことに気付いてない
☝️これらはパリ渡航費用が判明してからマジで行きたくなってきてるツイート
「ラウールが行くから、会いたいから行きたい」だけじゃないんだよ。
もう、パリファッションウィークという、正直専門家でもなんでもないのでよくわからないけど、面白いファッションの国際イベントを知れて、それを開催してる現地の空気・雰囲気を知ってみたい!みたいな。
そこで何が得られるかはわからないけれど、とにかく今この”面白そう!行ってみたい!“の気持ちを原動力に、動いてみようか?と思わせるパワーがあの日々にはありました。
ただ、行くには問題があった。
流石に英語力もない日本人女一人でヨーロッパは無理。しかも私、車椅子。厳しくない?☜ここは冷静
マジで最大の関門でした。私のこの、ただ面白そうだしラウール追いかけて行ってみたい!(※ラウールさんが行くかは知らん)に対して、最低でも20万円、いや普通に総額50万円クラスの出費を一緒にかけてくれる人ってマジでいなくない?
実家が太いわけでもないし、金持ちの彼氏もいないし、親や金持ちの彼氏でも常識人ならこんな突飛な提案呑みませんよ。当たり前や。
2023年2月
突然ツイッターのフォロワー(以後“友人(りな @rrr_rina_rn)”)から長文DMがきました。
「(超要約)パリ行きたい話はまだ生きてますか?一緒に行きませんか?散歩だけでも楽しいと思うんです!なお当方英語もフランス語ももちろんダメです。」
とんでもないチャンス来たやん。
最後の一文「もちろんダメ」がオモロすぎて、信頼できるかもしれないと思った。☜チョロい
一応、これ騙されてないよね?と思いながら(☜思ったんだ)DMやりとりしてたら、あっという間にLINE交換して、週末に顔合わせのビデオ通話する約束までしてた。
しごでき女な友人なので、予算とかプランのおおまかな設計を初手DMですり合わせて、「4月くらいに予約取れてるといいよね!年度内に決まってたらハッピー!」って何も知識ないわりに予測を立ててから、その週末ビデオ通話しました。スピード感えげつない。
ちなみにこの顔合わせビデオ通話、お互い酒飲んでて私は記憶が半分くらいしかない。
彼女曰く「みささん、あの日半分くらい足しか見えてませんでした」で爆笑なんだけど(座ってるヨギボーから落ちてた記憶はあるし、通話切ってから床で寝てた)、いや本当にあの日でよく嫌われなかったな私……。
顔合わせのビデオ通話で、お互いだいたい取得できそうな休暇日数・希望の予算と実際にかかりそうな金額の比較・航空券の取り方・宿……色々と決めるのに必要そうなことの認識をすり合わせできたのは大きい。(たぶんしてた)
この辺で私から「一応旅行会社を挟んだほうが、お互い金銭のやり取りに第三者が入るし、車椅子の交渉も代行してもらえて安心じゃないか?ついでに海外旅行のプランの立て方学んでこよう」と提案させてもらったので、互いに旅行会社を梯子する日が続く。
旅行会社もまだヨーロッパツアー解禁直後でプランが少ない少ない。そうだよね。
2023年3月
私が観に行ったTGC会場に友人が来てくれ、初対面が叶う。
初対面まで約2週間の、マッチングアプリも順調すぎてびっくりするであろうトントン拍子。(なおその時の私は気胸発症後1週間で草)
2人とも頭の中パリのシミュレーション状態なので、友人が私の車椅子をじっくり観察しててめちゃくちゃ良かった。「どれくらいの速さ出ます?」「思ってたより行けそう!」「段差はこうやればある程度いけるよ!(レクチャー)」とか言ってた気がする。
DM→LINE→ビデオ通話で顔合わせ→TGC会場で初対面、という偶然のタイミングながらもスピード感のある着実な段階踏みのおかげで、渡航に対して2人とも早い段階でガチになれた。会うってデカいね。
3月にしたのは顔合わせと国際線航空券・ホテルの確保。
①飛行機の手配編
暇さえあれば飛行機の料金見てたおかげで(オタク…)2人とも日本-パリ直行便ダイヤに詳しくなりました。
飛行機も地球規模の交通手段なだけで、だいたい新幹線とかのダイヤ見るのと同じだね!(ガバ理解)
ここで比較的安価な外資系航空会社(※ただし車椅子や医療機器の交渉が全部英語かフランス語の危険あり)か、高価な日系航空会社(※日本語が通じるのはデカい)でめちゃくちゃ悩んでちょっとステイ。変動する料金のせいで決めきれないまま1-2週間経って、ヤバいものを見つける。
「国際線タイムセール開催!!」☜マジか
簡単に言うと、偶然その期間に開催された日系航空会社の国際線タイムセールを掴めた。
つまり某外資系航空会社だと☟直行便往復22万円強だったのが
日系航空会社で☟直行便往復20万強まで値段が下がった。
これ、すごくない!?!?
友人と2人して「これ取らなあかんやつでは!?!?」となり、お互い退勤後でしっちゃかめっちゃかしながら国際線航空券を予約。
交渉ステイしてた旅行会社たちを全裏切り。(※ちゃんとタイムセールが使えるかは聞いた)
一気にパリ行きが現実味を帯びる。
いや現実にする気ではあったんだけども、日系航空会社を取れたので車椅子や機内に持ち込む医療機器のやりとりとかは随分ハードルが下がりました。
さて、車椅子ユーザーや障害がある方の搭乗については、事前にサービスとして情報を登録し、書類を揃えて提出する必要があります。
私の場合は医療機器もあるので、診断書が必要でした。診断書は航空会社所定の、旅行2週間前以降のものが有効なので要注意。
車椅子はサイズの他に、電動の場合バッテリーの種類(リチウムイオンとか)や、ワット数とかも要点なので調べなきゃいけないかも。そして航空会社からは直接確認の電話もありました。
手間ではあるけど、私的にはこれで乗せてもらえるならノープロブレム。ありがたいことです。事前準備って大事だね。
旅行会社3、4社で見繕いつつ、航空券とホテルを自力でも調べて比較した結論が
「これセルフで航空券とホテル予約するほうが安い可能性あるな!?」
だったので、次はホテル探しに奔走。今思えばこれも結構大変だった。
②パリのホテルは1Fが2F事件
航空券よりも交渉したのがホテル。
まずこの6月パリのホテル、ある程度施設としてちゃんとしたホテルは高い!当たり前だけど!いい値段します!ていうかユーロが高い。
事前にいくつか旅行会社を回ってプランを見繕ってもらう際、山程あるホテルの見方(星は何個あったらいいのかとか、私たちの年齢・予算で旅行会社に勧められるホテルがどれなのかとか)をある程度把握できたので、それを参考にしつつ、「エレベーターあり」のホテルを探しました。
で、エレベーターありの条件揃ってそうなホテルへ、備考欄に「車椅子が1人います」って英語で書いてネット予約したら、直接英文でメールが来た。
メール「うちのエレベーターめっちゃ狭いから乗れないと思うんだよね。1階にアクセシブルルーム(=車椅子対応ルーム)あるけどどう?フランスの1階は日本で言う2階なんです」
私たち「???つまりエレベーター乗れないかもしれないのにアクセシブルルーム2階の部屋なの??大丈夫??」
もう細かいやりとりは省くけど、結構メールの往復があった。
その間に念のため、別のホテルも確保しに問い合わせしてみたら返事すら来なかったりもあり、結局このホテルに決まる。
友人「まあ最悪エレベーター自体はあるから車椅子畳めば乗るよね!」☜本当に勇気ある決断
実際にパリ現地で、フランスの1階は日本でいう2階の現実にぶち当たり私たちはスーパーや美術館で混乱するのだけど、事前情報としてホテルにこの豆知識を教えてもらえてたのはラッキーだったかもしれない。
2023年4月
航空券もホテルも確保したので余裕をぶっこいた4月。
ちなみに羽田空港出発が朝早い便なので、2時間前にはチェックイン・搭乗手続き開始していたいと考えると、関西在住の私は前泊が必須。
起きる時間や荷物の載せ下ろしが1人では厳しいことを考えると、前泊=空港泊に決めていた。ムチャクチャ計画である。
流石に一緒に宿泊するのがパリで初はかなり不安なので、友人から「一回日本で練習しとかない?」と提案あり実施決定。
日程も決めて、友人が私の家に来る飛行機も取って、あとはその日程だけだな〜!というところで、一緒に応募していたSnow Manのドーム公演が当たる。
急遽予行演習の日程変更。飛行機もキャンセル。そして話題のJAL国内線タイムセールに参加。無事にタイムセール確保で、キャンセル料足してもお釣りがきた。(私らたぶんタイムセール確保の天才)(自己肯定スタイル)
2023年5月
GW、仕事で色々ありすぎて(?)自分の家の荒れ具合に嫌気がさす。
完全に別界隈の片付けが上手な友人が手を差し伸べてくれた(本当に神)ので、とりあえず掴んで関東から3日間呼び、必死で家を片付ける。交通費私の負担だけで来てくれて本当に優しい。ありがとう友人Hちゃん!彼女にも頭が上がりません。
そして5月末、Snow Manのライブ参加+宿泊予行演習を完遂。(人を呼べる家になってよかった…)
友人は初めてのライブで、超楽しかったらしくて嬉しかった〜〜!!!
京セラドームのジャニーズライブはいくつか入ったことあるけど、その中でも今回が一番観やすい席でした。毎回席が違っておもろい。
余談ですが、城ホの車椅子エリアはいつも同じです。観やすいからいいけどね!
ファッションウィークの日程が出たのもこの頃かな。
とりあえず2人で、気になるブランドはチェックしておき、それをふまえてパリで行きたい場所を組み始める。
2023年6月
5月ライブ参加からパリ旅行まで、平日は仕事かつ出発前日まで仕事なのに毎週末予定を詰め込んでしまい、いよいよ追い詰められ始める。
ちなみにマッチングアプリが進捗クソすぎて6月頭のアポを最後に一回やめた。(ウケる)
その間に友人がパリ現地での計画を立て始めてくれる。本当に助けられてばかり……!
約10日間仕事をしないので、前日必死で持ってる仕事を処理し各種連絡を片付ける。必死。
そして前日時点、荷造りが5割ほどしかできてないのに、友達と晩御飯の約束入れてた。
友人たち「スケジュール狂ってる」☜わかるよ…
前泊当日朝
色んな緊張でしっかり睡眠は取れないまま、必死で荷造りしたら1時間で詰め終わる。
いよいよ関西を出発。
夏服なので薄手のものが多かったのが救い。
あとバッグ類は全て鍵をつけた。
持ち歩くバッグには、スリ対策にジッパーロック。
そしてスマホ・コインケースにはワイヤー入りチェーンをつけ、バッグにくくりつけた上で、バッグやスマホストラップは常に薄手の上着の下に。これ標準装備。
〜出発後〜
ここからも細かくレポすると大変なので要所を。
前泊
国際線が羽田発だったので前日に羽田空港入りして空港泊の気でいたんだけど、ずっとこの旅行の話を見守ってくれてた片付け上手な他界隈の友人Hちゃんが「前日空港で暇ならお見送り行くよ⭐️」って羽田に来てくれた。神様……!
夜8時頃、一緒に晩御飯を食べながら「空港泊不安すぎる…でも1人でホテルは厳しい…でもベッドで寝なきゃ明日の飛行機つらい…」ってポロッと話したら「いいよ私一緒に泊まるよ?寝不足でしょ?明日の朝手伝うよ?ホテル取りな?」と私を説得してくれて、即ホテルの空き探して5分ほどで確保する急展開。
羽田空港第3ターミナル隣接のホテルに宿泊しました。普通に綺麗な良いホテルだったし、隣接なのでチェックイン後空港に戻り、朝行かなきゃいけない場所を確認できたのはデカかった。神…!
出発
朝6時ちょっと前に起き、友人Hちゃんが車椅子の充電器とか医療機器とか荷物まとめて載せるのまで手伝ってくれて、ホテルを出発。Hちゃんには本当に頭が上がりません。
空港内で前日調べていた海外Wi-Fiを受け取り(この受け取り場所マジで難しかったので前日下見してて良かった!)、一緒に行く友人と無事合流し、円を現金ユーロに換金し(1€=157円に泣いたがこれはまだ序の口)、国際線チェックインへ。
国際線チェックインから搭乗まで、やはり大変だった……!
チェックイン
まず特別なサポートを要する(座席に行くまで機内用車椅子に乗らなければならない)ので、「特別なサポートを必要とする方」のチェックインカウンターへ行く。妊婦さんや小さいお子さん連れの方も対象だったはず。特殊申請しているためオンラインチェックインは不可。
事前申請した、車椅子や医療機器の現物確認。サイズの測定やバッテリーの確認が再度行われるんだけど、事前申請した意味ある!?ってくらいの再確認で逆に申し訳なかった。
特に医療機器にはバッテリーの種類の記載がなかったのでめちゃくちゃ焦った。というのも事前申請時にメーカーに問い合わせて聞き出したので、機械自体に記載がなかったんですね。
幸い説明書がバッグに残ってたので事なきを得るが、何が必要かを教えてくれないので二度手間だったり説明書出すまでに時間がかかった印象。ごめん職員さん。
チェックイン終わり、次は搭乗手続き。
搭乗手続きの専用入り口がうまく見えず、人が多くて案内も聞き取れず、迷う。(つらい)
車椅子だし、身体に金属入ってるから金属探知機で普通に引っかかるので、手作業身体チェック。
その後出国手続きをして、搭乗口に向かいつつ朝ごはんを買ってかき込んで急いで搭乗口へ。
搭乗
機内の座席間が狭いので専用の車椅子に乗って、慣れた自分の車椅子とは一旦離別。次に会うのは到着時。
電動車椅子のバッテリーはいつも手荷物です。
ここでバッテリー包んだり自分の車椅子を畳んだりの作業があるので大変。
いくら私が頭ではわかっていても、やはり実際に職員さんに畳み方を教えたり、預け荷物として注意してほしいパーツを説明するのってものすごく難しいなと思う。
そして福祉あるあるなんだけど、介助を会社として学んでる方達はスロープになると後ろ向きに進むルールになってたりするから、後ろ向いたりバックで動く時間のロスが、細かいことではあるけど正直かなりある。(※基本的には落下や怪我の危険もあるし急ぐのは禁物で、リスク管理の一環というのは理解してるよ)
搭乗ゲートを早く開けていただけるわけではないので、搭乗開始後1番に座席に行ったんですが、やはり30分ほど出発が遅延してしまい、申し訳ないな〜という気持ちにもなった。私を案内したのが理由かはわからないし、到着時刻は予定通りだったけどね!
それにしても丁寧に誘導していただいて、無事に乗れた時にはホッとしました。ほんと手続き緊張した〜!!
ラウールさんが北極圏でオーロラを見たのと同じルートなので、ロシアを回避して北アメリカを少し掠り、北極圏上空からイギリスの上を飛ぶ大回り14時間のフライトは、身体がバキバキになりました。飛行機頭痛が地味にキツかった(笑)
inパリ🥐
パリ着いた瞬間結構泣きそうだった〜!来れた!違う空気!という喜び。本当に周囲の全てに感謝。
飛行機であまり寝過ぎなかったからか時差ボケは大丈夫✌️
帰りも時差ボケは意外と大丈夫でした。
シャルル・ド・ゴール空港✈️
観光客慣れなのか、サポート専用現地スタッフの配置エリアが普通にあって驚いた(笑)
謎の面白い車両に乗って誘導してくれたのはありがたかったかな。
帰りは行きの羽田の反省を活かして早めに空港に行き、個人的に頼んだサポートと、往復引き継ぎのおかげもあって搭乗手続きがすんなり進んだのに、案内サポートを待ってたらサポートスタッフが全然来ないという流れ。
フランスを感じました。
15分ほどでくるよ!が1時間近くだったり、待ち合わせ時間に現れなかったり、困ったもんで……。無事乗れたからええけども。
パリの街
大きく立派な、歴史を感じる建物が多く、本当に歴史と共存する光の美しい街でした。
歴史と共存するという意味では日本だと京都に近いかも。
しかしもっと、その共存度に“特別感がない”感じ。普通に長い歴史ある建物をそのまま使って人が生きてる。
目に入る風景も聞こえてくる音も全てが新しくて、飽きなくて、毎日外に出て歩くだけで幸せでした。
向こうは今昼が長くて、乾燥してるせいか早朝は涼しく、昼間は日光が暑くて、夜は22時まで余裕で昼みたいに明るい。
これは22時ごろの写真。
大学時代、アメリカの建築にこだわったバリアフリー発展途上の石畳デフォルトお洒落大学(ついでに山)に毎日通っていたのが功を奏したのか、石畳のガタガタを車椅子で通るのは、個人的にはそこまで苦ではなかった。
いやまあ車椅子で通らないほうが良い場所とかかなりギリギリな場所とか通ってたし、スリや犯罪対策で周囲の人間の手元(すれ違う人の手が伸びてきたらどうしようって思ってた笑)を気にしつつ、周囲の風景を味わいつつ、自分の足元に気をつけないといけないのは神経使うポイントでしたが。
特に信号の切り替わりが難しくて、私の左右確認の時間のロスをめちゃくちゃ自覚した。いや〜これは本当に大変!前歩いて誘導してくれてた友人はさぞ不安だったろう…。
食事🍽️
めちゃくちゃおいしい!!!クロワッサンめっちゃおいしい!!!少食の私比でめっちゃ食べてました。
クロワッサンとチーズと酒、あとオレンジジュースが美味しい国です。
クロワッサンは、まじでどこで食べてもおいしかった……。
今回色んなお店に行ったけど、正直日本より全然バリアフリーかもと感じた。
日本じゃ梅田や東京であっても、その辺のカフェに入りやすいかと言われたらかなり入りづらくて(段差で1人では無理なお店がかなりある)、その辺は進んでる気がしました。
一番驚いたのは、デカい段差のある店が、電車で使うようなスロープを出してくれたこと。
日本だと電車くらいでしか見ないから、こうやって対応してくれるのはめちゃくちゃ嬉しかった。
「歴史と共存してる」という感想は、そういうバリアフリー努力が見えたからでもある。
しかし空港も、ギャラリー・ラファイエット(デパート)も、車椅子用トイレのドアがビビるくらい重い。この国の車椅子の人は全員ムキムキなの?どうなってるの?
トイレ事情は、超良い立地だった宿泊ホテルに日中戻って、済ませてから外出する・必ずある場所で済ませてから外に出るを繰り返していたので、ほぼ困らず。
もともとお手洗いの回数が非常に少ない人間なので、何も参考にならないかも。
ホテル🏨
事前の英文メールでちゃんと打ち合わせできてたか色々心配してたけど、アクセシブルルームがフロント直結階(おそらくフランスでいう0階)かつ、ほぼバリアフリーな部屋だったのでとても良かった!
あと初日チェックイン時に偶然、ホテルの元スタッフで日本語喋れるフランス人のお姉さんと居合わせて、チェックインの説明も日本語訳してくれる奇跡。
彼女とホテルのフロントスタッフさんたちにはこの旅行中、本当に助けられました。
彼女の案内のおかげで、観光客と観光客狙いの怪しい人でいっぱいなエッフェル塔も凱旋門も、ノートルダム大聖堂も観に行けて、私たちは無事でした。本当に幸せな出会いに恵まれた。
この写真かなり気に入ってる。
他にも、
・現地在住日本人で空港送迎してくれ、私たちの旅行をずっと気にしてくださってたおじさま(帰りの空港では本当に助けられました)
・ビビるくらい毎日渋滞してた道の真ん中に、車椅子対応タクシー停めて私の乗降したせいで、後続車にブチ切れられて「あんなん一生あそこで止まっとったらええねん🤣」てわろてた賑やかオモロなタクシーの運ちゃん
・クソ長休暇に許可出してくださった職場
・海外経験は山ほどあり、「女性2人でパリ?かなり厳しいよ?」と言いつつもそれ以上は止めることなく、ずっと見守ってくれていた父をはじめとするうちの家族
・見知らぬ私に旅のお守りまで持たせてくれた、友人のお母様
・とんでもなくバタバタしてる私を心配しつつもずっと良い意味で面白がって見ててくれた友人たち
・あの2023年1月にパリを見せてくれて、こんな勇気と出会いと経験のきっかけをくれたSnow Man、ラウールさん
・渡航前からご友人の皆様にパリの情報をたくさん聞いて私たちにレクチャーくださり、帰宅するまでずっと気にしてくださっていた方
・私を選んでくれて、連絡取り始めてたった4ヶ月なのに一緒にパリへ行き、めちゃくちゃ楽しくて、頼りない私に色々なことを学ばせてくれた勇気ある友人
他にも出会ってきた人、出会えた人、全てにめちゃくちゃ感謝です。
助けてもらってばかりだった。
いや〜〜〜〜本当に人生、なにがあるかわからなくて全部ありがたくて幸せで面白くて、生きてるって最高だなと思いました!生きててよかった!4年前に死んでなくてほんとよかった!笑
パリコレは結局、色々考えて全然追えなかったし追わなかった。
けどパリはいろんな人たちが好きな格好をして胸張って生きてて、その姿を映えさせる光と背景があふれる素敵な街でした。
そりゃファッションも生まれる!好きなものが着たくなるからね!
ファッションウィークをいちばん感じたのは、偶然コレクションに向かうゲストを見れた瞬間でした。本当に横切れるもんなんだね……おもしろかった……。
あとはルーブル美術館の巨大リアーナ写真や、LVの草間彌生巨大像も車窓から見れました。
帰る日ほんと帰りたくなくて(笑)テンション低かったわ(笑)
でも日本はとても治安が良いです。あまりにも安全でびっくりしちゃうよ。
やっぱり神経使うのでめちゃくちゃ大変だし、ユーロ激高いけど、またパリや他のヨーロッパへ行きたい、行くなら友人とまた行きたい、そのためにまた頑張って稼ぐしかないなと思いました。
あ、でも次行くなら語学要員は欲しい。私がダメすぎるので別の友人も連れて行こうかな。☜自力を諦めるな
一眼を持って行ったのでシャッター切るのがとても楽しかったです。
私の画角(車椅子なので視点が低い)が活きた気がする。
あと友人も私も全部良い顔してて、充実してたのがわかる!
こんな感じで、まだ書き足りないことはあるのだけど、今回のパリ渡航記録は一旦おさめようと思います。
本当は車椅子の対応の話とかもっと書いたほうが良いのかもだけど、私はそっちの専門家ではないので、どう書いたら良いのかわからなかった!素人には難しいな!?写真と映像は山程あるんだけどな!
Snow Man応援してたらパリに行ってるとか、ほんと信じられないな〜〜。背中を押してくれて、色んな経験させていただけて、本当にすごいこと。
ただしこの挑戦を周囲にお勧めするかと言われたら、わかりません。
それだけ神経使ったし、事前に数ヶ月かけて自分たちでめちゃくちゃ調べたし、本当に色んなとこに掛け合って、さまざまな縁でサポートいただいたから無事に帰ってきているだけなので。
ちっぽけな何も持たぬ車椅子のオタクに、勇気をくれる皆様に、改めて敬意と感謝を。
これからも動くので、私は今日も新幹線に乗っております。元気💪
余談。ピカソ美術館に飾ってある折り紙の花、私たちの作品です😋
2021-22年自分的買ってよかったベストコスメ・ベストアイテム #ジャニヲタとコスメ
2023年も3月末。もはや年度末も良いところですが、いかがお過ごしでしょうか。
私は気胸になったり体調ボロついたりTGC行ったり面白いことしてたり色んな現場行ったりと、なんだかヘンテコオモロ人生を着々と歩んでおります。仕事は最悪です。(いつも)
年度が変わる前に買ってよかったものブログを書こうと思いつつ、前回のベストコスメブログを遡ったらなんと2020年でした。去年サボってるやないかい。ていうかこの時も気胸なっててウケる。
そんなわけで2021-22年の2年間で買ってよかったリストをやっていきまーす!
ランキングではありません。
2021-22年自分的買ってよかったベストコスメ・ベストアイテム #ジャニヲタとコスメ
①IPSA リキッド ファウンデイションe 201
2022年で一番悲しかったのがレ・メルヴェイユーズ・ラデュレの撤退でした。
ゴリゴリブルベ夏肌のため、ブルベ夏の三種の神器と呼ばれていたラデュレのリキッドファンデ愛用民だったので、ラデュレ無くなった瞬間に本気でファンデ難民になった2022年秋。怖い。
ちなみに三種の神器のうち、クリニークのパンジーポップもめっちゃ愛用しています♡
いっそのことDiorのリキッドか!?とサンプル貰いに行ったんだけど、どうも私の頼み方が悪かったのかピンクみ系のサンプルがもらえず、更にいただいたサンプル(標準よりも明るいオークルだと思う)は黄みで顔色が悪くなったので、Diorに踏み切れず。
コロナで店頭お試しもできなかったのが残念。
マジでファンデないよ、どうしよ~~~~と超悩んでいたところに、ちょうど阪急百貨店で新作ファンデイベントやってたのがIPSAでした。
IPSAのお姉さんはめちゃくちゃ丁寧なので、肌診断してくれて、ファンデの色選びも付き合ってくれました。
最初は標準よりも明るいだけの色番をお薦めしてくれたけど、恐る恐る「私もしかしたらピンク系の明るい色かもです…」って申し出たら201番だしてくれて、お姉さんと2人して「「絶対これやん!!!」」となりました。オモロかった。
付け心地は軽い!伸びが良い!0.5プッシュで十分!(イプサのお姉さんが言ってた)
なので最高です。ラデュレのファンデとは少し質感違うけど、もう色合ってるし十分です。
あとファンデ買うときにお姉さんにちらっと「来週旅行行くんです~」って言ったら大量に化粧水のサンプルくれて最高でした。IPSA信者になる。👈チョロ
②エグータム まつ毛美容液
スノマニのときに初めてまつ毛パーマを施して、そのまままつパ通い続けてもう1年半。
あまりにも楽でやめられない。
毎朝ビューラーしなくていいって最高。
そしてこのエグータムの美容液、ガチでまつ毛伸びる。
たぶん薬としては結構強いので瞼荒れたり赤くなったり色素沈着する人いると思う。でもマジで伸びる。
夜の風呂上がりに塗るだけなのにちゃんと伸びる。「まつエク!?」ってすごい確率で言われる。まつパと組み合わせると、マツエクと言われるの流石に仕方ないと思うくらいに効果が出ました。
しかもなんやかんや1本で5ヶ月くらいは使えてるのでコスパも悪くない。今後も瞼の調子を見つつ使う予定。
③CHANEL レ・キャトル・オンブル・ツイード 04番
とにかく全てが可愛い!!!
今回でシャネルのアイシャドウパレット初めて買ったんですけど、ていうかこの丸いデザインあんま好きじゃなかったけどツイード可愛すぎて衝動買いして、でもここ数年の中で一番使いやすい最高アイシャドウパレットでした。
ツイードのポーチついてくるのもすごい。
左下のキラキラ以外が綺麗なグレージュブラウン系のグラデーションになるし、左下はめっちゃ綺麗なハイライト色。最高。絶妙に最高の色です。
遊びに行く時にこれでグラデーションしてると褒められます。すごすぎ。
買ってよかったアイシャドウちゃんでした。
④白鳳堂 J4006 マスカラ 扇段
白鳳堂のマスカラコーム。マスカラ塗った後にこれでまつ毛をとかすと綺麗にダマが取れる。天才。ナチュラルまつ毛大好きな人に超おすすめ。
東京かどこか出かけた先のポップアップショップで買った。
⑤GIVENCHY ルージュ・ジバンシイ・シアー・ベルベット No.18 ヌード・フュメ
2023年1月にラウール先生のパリコレGIVENCHYを見て、人生初めてマットリップを欲しくなったので16番と18番でめちゃくちゃ悩んで18番を買った。
シアーベルベットマジで可愛いぞ!!!!!!!!軽いし、透け感あって、パケのゴージャスさも最高です!!!!!!!!!
GIVENCHYってなんとなくギャルみあるんだけど、色遣いは優しくて使いやすさを再確認しました。ラウール先生素敵な出会いをありがとう。
あとこのリップのキャッチコピー「日常にモード感を浸透させる、カジュアルな「女優口紅」」も良すぎた。好きです。
⑥エテュセ アイエディション 06 グレージュ
※追記です
写真めっちゃオリーブ系に見えるけど、たしかグレージュ。
これ買ってからは仕事の時こればっかり使ってる。2色パレット便利すぎ。
アイライナー引くの面倒なので、左をアイホールに広げて、右の濃い色を濃いめ細めにアイライン部分に引いて終わり。
エテュセはマスカラも使ってて、安定しています。ありがたや〜!!
⑦CHANEL ココクラッシュ
2022年のデカくて最高の買い物といえばこれ。ココクラッシュリングのベージュゴールドとホワイトゴールドです。
BG買った時のブログはこちら。
滝沢歌舞伎ZERO 2022のチケットが取れなかったので指輪に変換した話。 - It's wonder land!
買った時期は違うんだけど(WGは値上げ前に駆け込みで買った)、BGは5月に買ってからほぼ毎日の相棒になったし、WGはたまに重ね付けすることでなんだか自分がさらに肯定されるような、そんな存在になりました。
自分が悩んで悩んで決めた、常に身につけたいジュエリーって良いものだねえ!
そういうわけで2021-22年のベストコスメ・ベストアイテム総括を終わります。
23年も良いことたくさんありますように!
あと、映画わたしの幸せ結婚マジで面白いのでみんな騙されたと思って観てください。
ジャニオタ歴10年超、Snow Man応援してたらパリコレクションと歌舞伎とスノスト3周年生配信を同時摂取した1週間の記録。その③〜AMI・Paul Smithからのインスタライブ〜
ーーこちらのブログは、2023/01/15から始まった、1人のジャニオタがSnow Manによってパリと日本を反復横跳びする怒涛のエンターテイメントウィークの記録。
その①はこちら。
その②はこちら。
ジャニオタ歴10年超、Snow Man応援してたらパリコレクションと歌舞伎とスノスト3周年生配信を同時摂取した1週間の記録。その③〜AMI・Paul Smithからのインスタライブ〜
2023年1月20日 2ブランドのフロントロウ登場
前日から怪しかったんだけど、遂にお腹を壊す。怒涛の情報インプットが起きると整理がつかなくなった人間はどこかぶっ壊れるみたいです。(怖)
学びだね~!
一応補足すると、気圧変動に激弱なので連日の寝不足で寒気への切り替えに対応しきれなかったことも要因です。気にしないで。
早朝から、Yohji Yamamotoコレクションショーでのランウェイの後、LIVE配信のなかったAMI Parisに来場していたらしい写真が山ほど出回る。
AMI Parisを追ってたら、Paul Smithもフロントロウで来場していたとファッション関係者から情報が回ってくる。
この辺から順を追うのも難しかったほどに、各ファッション誌や情報オフィシャル系から新規写真・ラウールさん個人インスタは投稿に加えてリール動画、一般筋(もちろん例のマスターも!)、そして様々なセレブリティのインスタに、常にめちゃくちゃ綺麗なラウールさんが登場し続ける。
どのシーン切り取られても美しくてビビる。
仕事とはいえ、360度どこから撮られても美しく映える努力、並大抵ではない努力よね……。絶対二重顎なんて許されないわけです。(そこ?)
AMI Paris フロントロウ来場
Snow Manのラウールさんがヨウジヤマモトのランウェイ出演を終え、ガラリと異なるスタイルで「アミ パリス」のショーに駆けつけました。#amiparis #amifw23 @SN__20200122 #RaulàParis #SnowMan #ラウール pic.twitter.com/WVKqjKUISj
— FASHIONSNAP.COM (@fashionsnap) 2023年1月20日
私はこのAMI Parisのルックをセレブリティ坊ちゃんスタイルラウール先生と呼んでいるんですが、なんせこのツイートに載っている動画でも彼は踊るようにポーズを決める人だなあと改めて感じました。
GIVENCHYのショー終わりに退場する映像もちらっと見たんだけど、音楽に合わせて体を揺らすとか、音を取るとかが本当にうまい。見ててワクワクする。
もちろん写真はどれも美しいけど、それ以上にラウールさんを動かすことがものすごく特長的で訴求力のある人なのではないかと感じています。
だから彼は、個人の領域としては服を着て動く仕事であるランウェイモデルを選ぶのかもしれないね。まあ本人のみぞ知るですが。
また余談ですが、たまたま自分のインスタで以前からフォローしている秋元梢さまも、PFWに行ってて。
たまたま秋元梢さまのストーリーでAMI Parisのショー観て「このブランド可愛いな~。ラウールさん観てないかな~。ランウェイ直後過ぎるかな~」とか勝手に思っていたので、秋元梢さまのお隣の席だったと知って驚いた。すごい世界線。
Paul Smith フロントロウ来場
この日の夜のインスタライブで本人が話すんだけど、Paul Smithその人とツーショット撮れてるのがめちゃくちゃビックリ衝撃。凄すぎる。
ラウール先生の登場は期間中、GIVENCHY、AMI Paris、Paul Smith、そしてランウェイのYohji Yamamotoの4ブランドで終了。報じられてないとかほぼなさそうなので、おそらくこの4つ。
2023年1月20日 23:00個人インスタライブ③振り返り報告会
今思えば日本にいて写真ドカドカ集めるだけでビビるくらいの情報量だったこの数日間、本人にとっては異国の地で一人で一大チャレンジをしているわけで、何が起こるかわからない(実際にPFW期間中、ストライキも発生したという)中、GIVENCHY直前緊急配信の時にはすでに「明後日くらいにはしっかり予告してインスタライブしますね」と計画してきっちり動けてるの、本当に凄いと思う。
ってくらいそのきっちり加減にビビる、開口一番「ごめんなさいね~30秒ほど遅れました!」で始まるインライ。
ブラックのパーカーにいつもの舌っ足らずな口調で、突然セーヌ川をバスガイド風に紹介するオモロセンスな姿は、ほんと「いつものラウールさん」でした。
本人も言ってるけど、全て地続きで、変わったようにも遠くなるようにも思うかもしれないけど、結局ラウールさんという一個人っていうのは何も変わらないのだと、良い意味で安心する一幕も多かった(笑)
ラウールさんが「この1週間、その場に応じた最適なパフォーマンスをしてきたつもり。それをひっくるめて僕はアイドルです。僕はずっと僕です。これからも。」って観る人全てを包んでたのマジで凄かった
— みさ (@dmbcttn) 2023年1月20日
このインライを見ていて思ったのは、本人が既に現地でのインプットを整理し始めており、更にどうアウトプットするか、その方法まで見据えているんだということ。まだ自分のランウェイすら見返せてないっていう怒涛のスケジュールの中でですよ!?凄すぎる。
ラウール先生のインライ、ぼくは日本のスーパーアイドルだよ!って世界のすごい人に自己紹介したよ!の報告もよかった。
— みさ (@dmbcttn) 2023年1月20日
ていうか1週間出張行って自分から報告会開いてるの凄すぎ。仕事と成果と今後の見解を報告した上で質疑応答に答えるの全部1人でやりきってて仕事できるマンじゃん。出世間違い無し
これに加えて有料ブログで海外出張報告レポートも掲載するって言ってるから企業の基本出来すぎてる サラリーマンなのかも https://t.co/RIlnJ2bI2E
— みさ (@dmbcttn) 2023年1月21日
あととても印象的だったのは、GIVENCHYのショーにて元Vogue Parisの編集長と少しお話した際「日本のスーパーアイドルですって紹介したよ。」「普段はそう思ってるわけじゃないしそう思えない自分もいるけど、そういう気持ちを抑えて、自分をスターだと思って挑んだ」「ジャニーズ事務所の人はあまり付いてこれなかったから、現地の関係者と日本のスタッフさんと時差を越えて連携した」といった趣旨のお話をしていたこと。
「日本のスーパーアイドルですって紹介したよ。」について。
まず凄く嬉しかったのが、ラウールさんの中で世界の凄い人に一番に紹介したいのが、日本のアイドルだよ!ってことなんだと感じたんですよね。自分の職業、いわばSnow Manであることに、誇りを持ってなきゃ言えないことやと思うんですよね。
自分の好きなグループの子が、モデルとしての活動がメインであろう場所で、アイドルだよ!って誇りをもって紹介してくれるの、本当に凄いなと思うんですよ。
これ、Snow Manを見ていると事あるごとに感じるんだけど、好きな子たちが私の好きなSnow Manという存在をしっかり肯定してくれるんですよね。彼らそれぞれ全員で。
私は勝手にSnow Manを好きになりました。それだけで本来は別に良いんよ。
でも、Snow Manから一歩出た個人活動の場でも、彼らメンバーは「Snow Manって素敵だよ」って言ってくれる。これってオタクとしてやっぱ幸せだと思う瞬間です。
加えてラウールさんは、1回目の個人インライの際「モデルの仕事は、主題歌とかでSnow Manに貢献できるわけじゃない」「僕が1人で地道に積み上げていくもの」と話していたんですが、まさに元Vogue編集長との会話なんて“Snow Manに貢献する”の地道な積み上げの1つだと感じました。
こうやってパリから発信されるセレブリティを撮影したムービーのタイトルに“Raul from Snowman”と入ることも、やっぱり本当に凄い、Snow Manを世界に連れてく活動だと思う。
「自分をスターだと思って挑んだ」について。
これもすごく印象的でした。
「自分はスターだ」という言い回しが、2020年のデビューライブオーラスの、ラウールさんの挨拶で出てきた「僕は絶対にスターになるんで!」を思い出す言い回しとまた出会えたね!って思いました。お久しぶり。
「普段はそう思ってるわけじゃないしそう思えない自分もいるけど、そういう気持ちを抑えて、自分をスターだと思って挑んだ」と仰る姿から、人は自分を肯定することがものすごく大事だなあと改めて感じました。
ラウールさんは人から肯定されることが、ものすごく上手な人だと思うんですよね。あの19歳とかの複雑な年齢で「かわいいね!」って言われて「ほんと!?嬉しい!」ってピュアな顔で喜ぶジャニーズ初めて見たもん。
逆にご自身には結構厳しい面もあるな~と感じていて(JUICYのダンプラ動画最後とか、映像を見返す時の顔とか)、そういう人が自分で自分をスターだと思ってひとりで挑むパリは、ものすごくプレッシャーも、緊張も、そしてそのためのキツイ準備もあったのだろうと思いました。めっちゃ明るい顔で「楽しかった!」とか言ってくれるけど。
常日頃、アイドルってなかなか血のにじむ努力とメンタルの上の世界だなと感じていて、この作品を作るためにどれだけ裏で動いたんだろうとか、準備したんだろうとか、どれだけの人やお金を動かしたんだろうとか、期待を受けるプレッシャーはどんなものだろうとか、凄く考えてしまう。
そうやって一生懸命考えて表に出したものでも、受け手である顧客(ファン)の感情や視点は様々なので、思いもよらないキツイ言葉になって返ってくることも少なくないと思うんですよね。
この「スターだと思って挑んだ」という言葉や、このインライでお話ししていた「かなり絞ったから、帰国したら食べたいものリスト作ったんだ♪」とか、努力の端々を感じて沢山幸せになってほしいと思いました。(どの目線?)
「ジャニーズ事務所の人はあまり付いてこれなかったから、現地の関係者と日本のスタッフさんと時差を越えて連携した」について
最後にここ。ジャニーズ事務所に前例がなく、ラウールさんが開拓者になるということをはっきり感じた。
いやまず、おそらくTGCの関係者さん(インスタQRの名刺配ってた)と、ファッション関係編集者の軍地さんが同行していた(よくiPhone回してた)(あとどこまでいたかは不明だがメンバーの目黒蓮さんはいた)っぽいので、TGC関係から作った人脈がいるのかなとは考えています。
やはり所属事務所であるジャニーズは、モデル分野・ましてコレクションモデルの分野はおそらく初めてだけど、それってラウールさんにとってはすごくいいなとも思っている。
というのは、会社とかで新しい分野に道を拓くのはこれまでの前例がないので道しるべがないという意味でめちゃくちゃ大変だけど、その分開拓する人がわりと自由にやっても良いって面もあるので。まあ成功するかは別ですが。
ゴールに到達する道筋を選べるって素敵やと思う。
そして、インライの中で話が出ていた「大事な日の朝には絶対髪を切ってくれる美容師さん」とか、TGCのときに歌を新録してくれた山本耀司氏とか、ラウールさんのやりたいことを後押しする味方がたくさん作れていそうのも、やっぱりすごいことなんですよ。個人インスタ開設を一斉に宣伝するSnow Manの姿勢含めて。
私自身が、ジャニーズで新しい分野をあれこれ考えながら開拓していくラウールさんのこと、たくさん見ていきたいし味方でいたいなと思えました。
っていうかラウールさんがジャニーズにいてくれなかったら、こんな面白い発見や学びがなかったな~と思うくらい、濃くて温かい気持ちになるインライだった。
ラウールさん「褒めて!…あんま自分で褒めてって言うアイドルいないか💦」
— みさ (@dmbcttn) 2023年1月20日
私「謙虚すぎ!!!!!!!!!!!めちゃくちゃ偉い!!!!!!!!!!!!8億点!!!!!!!!!!!」
なんだかラウールさんの“今”に立ち会えることが本当に幸せだと改めて感じる配信だった。自分のインスタ投稿の写真がいつ誰が撮ったものかちゃんとわかってることもすごい。これから成し遂げたいことも、ご自身のビジョンも、一生懸命見通してるとよくわかった。良い経験に立ち合わせてくれて幸せだ〜!
— みさ (@dmbcttn) 2023年1月20日
ラウールさんはめっっっっっっっちゃ偉い!!!!!!!!!!!
もっと褒めてって言えばいいよ!!!!!!!!!(本人見てませんよ)
というわけでやっと1/20まで書き終えたので、あとブログ1つか2つで終わりそうです。
終わり見えてきたで!
もう書きたいことを書きたいようにって感じなのでだんだん文章おかしくなってる自覚あるわ……
ジャニオタ歴10年超、Snow Man応援してたらパリコレクションと歌舞伎とスノスト3周年生配信を同時摂取した1週間の記録。その②~マスター爆誕とランウェイデビューと~
ーーこちらのブログは、2023/01/15〜から始まった、1人のジャニオタがSnow Manによってパリと日本を反復横跳びする怒涛のエンターテイメントウィークの記録。
その①はこちら。
ジャニオタ歴10年超、Snow Man応援してたらパリコレクションと歌舞伎とスノスト3周年生配信を同時摂取した1週間の記録。その②~マスター爆誕とパリのランウェイデビューと~
2023年1月18日 早朝
日付が少し戻りますが(何故なら私の頭が日付に弱いから)、GIVENCHY革命の日、ラウール先生のパリコレクション初挑戦において、超重要な人物が現れる。(掲載許可取ってなくて申し訳ない!許してくれると思ってる!!☚友達扱いすな)
230117 パリファッションウィーク🇫🇷
— ピロちゃん。 (@PlPIPIPlPIPlPl_) 2023年1月17日
私「ラウールTwitter載せてい〜!?!?」
ラウール「いいよ〜!!」
私((((いいの!?))))#Raul #Snowman #RaulinParis pic.twitter.com/pDvf6uHcNn
これまたそこまで詳しくはないんだけど、K-POP界には“マスター”たる文化がある。このマスターという人物、おそらく宝塚文化におけるお茶会主催者とか、そういう“事務所公認のTOPファン”らしい。(ここは初めて知った)
私が知っていたのは、マスターという人物は“アイドルを撮影し、その写真を提供する許可を持っている特別な役割”だということ。
ラウールさんがパリ滞在確定でオタクがアタフタしている間に、ピロちゃん。さんはサッサと本人から写真掲載許可を取得し、現地からサンローランルックのめちゃくちゃ綺麗な韓国アイドル風(いやむしろハリウッドセレブ風)高画質写真をTwitterにアップしてくださったと。
ラウール先生のマスター、爆誕。
230117 Paris fashion week🇫🇷#Raul #Snowman #RaulinParis pic.twitter.com/m9j4pzGXow
— ピロちゃん。 (@PlPIPIPlPIPlPl_) 2023年1月18日
ラウール先生の芸能史に残る奇跡の出会い。in Paris.
その①でムービー撮られてるのに余裕ぶっこいてるラウールさん陣営のこと書いたけど、その後の「Twitter載せていい〜!?」「いいよ〜!」の情報でもう、
OK、ラウール先生!良いんだな!?了解や!!こっちも遠慮なく探して拡散するで!?
という決意をする。探すのは得意なので。
※1/25追記: ご指摘いただき、上記部分少し表現を変更しました。その意図がなかったとはいえ、申し訳ありませんでした!
で、ここらへんで普段厳しいジャニーズの肖像権と著作権について自分の中で整理して考えた。というか今回のParis Fashion Week参加において、ラウールさんは肖像権なんていう話ではもはやなく(この時点で、撮られに行っていると感じたから)、私たち日本のファンが気にすべきは「とりあえず著作権なのでは」ということ。
専門の勉強したわけではないので間違ったらゴメンだけど、簡単に言うと肖像権は事務所や本人に帰属し、著作権は撮影者に存在すると思うのね。簡単に言うとですが。
今回肖像権は不問と考えると(もちろんあんまりにもプライベートだったらNGだろう)、たとえ一般人であっても撮影者の投稿を探し出して、著作権を意識して拡散しようと思いました。ラウールさんを知らない人(一般人でも業界のプロでも)が、この子撮ればめっちゃ拡散される!と思ってくれたらいいなも狙いの一つ。
ミスったらしゃあない!の気持ちも込みで、このPFWの私の行動指針(?)を決めました。
情報元を明確にしていきたいから、私は動画とか写真の撮影者(=著作権保有者)を探して、ツイッターとインスタとWeiboその他諸々のツールを昨日から反復横跳びしているのです。ま、言語わからんから撮影者かどうか判断するの大変だけどね!ミスったらしゃーない! https://t.co/uhoxUJ8juN
— みさ (@dmbcttn) 2023年1月19日
↑このツイートはGIVENCHY後ですが、行動指針を決めたのは18日くらい。
余談ですが、昔スケオタやってた頃にこういう海の向こうで開催されてるパーティーとかのオフショットや、プロいファン撮影の写真をかき集めること自体は軽く経験してた。
ま、9年も前ですけど。ツールも増えたし画質も上がりましたね。
2023年1月19日 GIVENCHY後
230118 Paris fashion week🇫🇷#Raul #Snowman #RaulàParis #RaulinParis #ParisFashionWeek #GIVENCHY pic.twitter.com/iEZX6GREj8
— ピロちゃん。 (@PlPIPIPlPIPlPl_) 2023年1月18日
ラウール先生のマスター、再降臨。
このマスター、韓国アイドル界隈のファンとあってアイドル撮るのめっちゃうまい。足向けて寝れなくなる。
そのまま夜中にツイッター、インスタ、weibo、その他色んなサイトとSNSを反復横跳びして山ほどあるGIVENCHYフロントロウ来場写真・動画を探しまくる。こんなに情報溢れると思わなくてビビる。ずっとビビっている。
朝起きたらGIVENCHY公式が最高なフォトセッション写真をアップしていた。
@JBALVIN #Bakar #MaitoRaulMurakami #FaiKhadra pic.twitter.com/96yC2eXW5W
— Givenchy (@givenchy) 2023年1月18日
まさかのマイトラウールムラカミのタグにビビる。
ちなみにGIVENCHYの招待状にはMonsieur. Murakami Maito Raulって書いてあった。いや~~そうだよね~~~!!!!
そして19日の昼間、ラウール先生のマスターのストーリーにむちゃくちゃツボってツイートしたらしれっと本人にバレる。
パリにいるラウール先生をいち早くスーパー高画質で出してくれたKポ界隈の方(「Twitter載せていい〜!?」の方)のストーリー見つけてしまったんだけど、「ラウールのためにチャリ爆走してます!間に合え!!」てめっちゃ綺麗な並木道をチャリ爆走しててむちゃくちゃ笑ってる。界隈違うけどこの人好き
— みさ (@dmbcttn) 2023年1月19日
ワールドワイドウェブすぎる。
ジャニオタ初体験、衝撃のフロントロウ来場シーンの熱も冷めやらぬまま、ドカドカオペラ座のドルガバラウール先生がインスタに投稿されるのも消化しきれぬまま、大本命Yohji Yamamotoのコレクション・ショーの時間になるわけです。
ちなみにその間にSnow Manの素のまんま、聴きました。(すべてが情報過多)
ラウール先生いつかオペラ座の怪人やろう。マスカレードやろう。本場で。☚何でも言ってみるタイプのオタク
2023年1月20日 Yohji Yamamoto
コレクションショー ランウェイ出演
その①でも触れた、2022年6月に東京でリモート開催されたヨウジヤマモトのショー、今回もこれに出るのだろうと、まあオタク皆が確信をもって予測していたことでした。
そりゃあれだけ山本耀司氏にハマってるぽい匂いがしてたら、わざわざパリ行って出ないなんて…!ってところはあったかもしれない。
オモロかったのは直前にうちのインターネットが死んだこと。
ネット環境復旧操作中!!しばらくダメそう!!
— みさ (@dmbcttn) 2023年1月19日
今開いて確認したい動画それです🥲🥲🥲ありがとうございますがんばります🥲🥲🥲#マシュマロを投げ合おうhttps://t.co/xaLbicPKsN
ネット動いたーーー!!!見れた!!!インライが裏側だとしたら表から見たラウール先生こんな感じだったんだ…… ほんと綺麗でかっこよくて可愛いひとだなあ
— みさ (@dmbcttn) 2023年1月19日
/ Raul from Snowman and Jacob Rott arriving at the Givenchy Fashion Show i... https://t.co/qodkMtg1Ww @YouTubeより
マジで大焦りした。
そして正直、この時間めちゃくちゃ眠くて(色々連日ありすぎて時差ボケ)(最悪)、ライブストリーミング観ながら布団に入っていました。ゴメン。
それでもランウェイの緊迫感・迫力は凄かった。
息を呑んだ
— みさ (@dmbcttn) 2023年1月19日
すごいなあ ほんとうにコレクションモデルだ
— みさ (@dmbcttn) 2023年1月19日
頭動かんわ🥲感情は揺さぶられてるけど言葉が整理できない感じ。難しい世界行ってるんやなあ!
— みさ (@dmbcttn) 2023年1月19日
ラウールさんほんとに、パリでのランウェイデビューおめでとう。観れてよかった。
ツイッターにも書いてしまってはいるんですが、このランウェイ見ててラウール先生はアイドル業とは全く違う、「服を主役とする表現」をしていました。良い意味で。いつも大勝負の際はオールバックにする顔を、やはり隠したので。(GIVENCHYでも、敢えて顔を出しましたね)
私は正直、ランウェイの表現の中身まではやっぱどうしても理解しきれている気がしないんだけど、それでも「このブランドの作る服を美しく着て、その美しさ・込められた想いを表現する」つもりの、ラウールさんの目指すものが凄いんだということだけは、やっぱり伝わってきた気がしたのね。
なによりラウールさんが、世界屈指のファッションショーが開催されているパリの地でランウェイを歩いていて、全世界に観られている、それを同時に視聴できているのは凄く貴重な体験だなと改めて思いました。
そしてもう一つ。今回のラウールさんは招待客としてのパフォーマンスに加えて、コレクションモデルとして出演するって、かなりハイレベルな挑戦をしているのでは!?とも感じた。
何故なら、招待客としてフロントロウに座ることと、コレクションモデルとしてランウェイを歩くのは、表現するものが全く違うからです。
招待客として来場するときは、「自分はこんなにこのブランドの服をお洒落にアピールできますよ!」という、本人のブランド力のアピール。
ランウェイを歩くときは、「この服はこんなに美しいんですよ!」という、服のアピール。
主体が全く違うのでした。それが明確に伝わってくるランウェイでした。
表情もメイクも全然違う。かっこいいもかわいいも言わせないように作ってるんだな
— みさ (@dmbcttn) 2023年1月19日
/ https://t.co/HOzLYQxs03
顔の話。顔でかっこいいかわいいを言わせない、服を見せる世界
— みさ (@dmbcttn) 2023年1月19日
ここでも安定でいち早く速報出してくれた、WWD JAPANのツイートを引用させていただく。
【パリメンズコレ取材】「ヨウジヤマモト プールオム(#YOHJIYAMAMOTOPOURHOMME)」のショーにSnow Manのラウールがモデルとして登場!昨年東京で発表された春夏コレクションでパリコレデビューを果たし、今回はパリのランウェイで存在感を示しました。#SnowMan #ラウール #パリコレ pic.twitter.com/YoSLIAOEzG
— WWDJAPAN (@wwd_jp) 2023年1月19日
目黒蓮がいたこと
これは言及せずにはいられない出来事だったので、少しだけ。
私は、もう何年もいわゆる目黒蓮担当です。そしてラウールさんのことも心の底から応援している。
そしてなによりうれしいことに、偶然、ラウールさんと目黒蓮さんはお互いを親友と言ってくれる間柄です。
まず私は、メンバー内でそんな関係が作れていることを幸せに思うよ。
もしそれがこの2人じゃなくても、やっぱりそんな支えになる人がメンバーにいることはとても幸せだと思う。ファンは直接の支えにはなれないからね。
だから、彼らが当初から目指すべき・目指していると公言し続けてきたラウールさんのパリコレ・ランウェイを、彼を同業者として一番近くで見てきた目黒さんが生で見届けてくれたことが本当に嬉しかった。
コネも知識も何もないファンの私なんかが観るよりはるかに、目黒さんとラウールさん本人のモチベーションに繋がると思うのよ。それくらい凄く嬉しい事でした。
楽しくSnow Manでいてほしいもんね。
まあライブカメラへの映り込みにはめちゃくちゃ動揺しました。オタクみんな動揺してて笑った。
余談ですが(恒例)、1回目のインスタライブの前に、「パリにいます!目黒蓮が横にいます!とか言ったらどうしよう」みたいな謎の妄想してたので、色々だいたい当たっててビビりました。妄想超えてくるタイプのジャニーズ。
【スナップ】セレブも“ヨウジ ブラック”に染まる ラウールがパリコレデビューした「ヨウジ」のショー来場者https://t.co/KKJQwDKyld pic.twitter.com/AT1aJlDUeN
— WWDJAPAN (@wwd_jp) 2023年1月23日
パリコレ、あんな感じでしれっと来場するだけでもこういう公式記事に写真OK(ていうか来場者全員がモデルみたいなもの)なんだね。学びになりました。
ここで一旦この記事を切ります。やっと5日目。まだ1月20日の朝にはなってない!もう少し!
最後まで書ききりたい。では。