車椅子Snow Manオタク、家を買い、ラウールに触発されて欧州爆走するの巻

ついに日本は梅雨に入りましたが、みなさんお元気でしょうか。

 

私は今、中東のどっかの国、日本からおよそ8,500km離れた上空10,000mあたりで、映画イン・ザ・ハイツをBGMにこの記事を書いています。

謎にスケールデカくてうける。

 


というわけで今年もメンズパリコレ期間のパリに行ってきたよーーー!!!すげーーー!!!

(自分で言う)

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この記事をご覧の方はもしかしたらご存知かもしれませんが、今年に入って私は家を買いました。クソデカ出費。

しかしそれとほぼ同時(というかそれより先)にパリ行きを決めていました。クソデカ出費。

みさの数奇なライフイベントたち(?)の話、色々振り返りつつ記録します。

 

いやもう薄給OL、金がないよ。ほんとに。あるのは気力だけ。(ひでえ)

 

 

車椅子Snow Manオタク、家を買い、ラウールに触発されて欧州爆走するの巻


昨年2023年の夏、初めてパリに行きました。

本当に経験として色々あって、めちゃめちゃ楽しかった。いい意味で喜怒哀楽すべてが初めての街でたくさんあった。

パリはいく場所が数多くあるので、まだまだ行きたいなと思う場所やもっといたい・歩きたい場所もありました。

とにかくぼーっとしている私には、歩くだけでおもしろい発見ばかりだったから。


またパリに行きたい。もっとヨーロッパの色んな場所に行ってみたい。どうせならまた6月に行きたい!

って気持ちだけで、航空券情報は年間を通してチェックしていました。オタクなので。

 


飛行機

チケット手配と、初の海外航空会社でトランジット

ちょうどマンション購入の契約をする直前あたりに良い値段の航空券が出たので、行きたいと以前から言ってくれていた友人と緊急会議。

同時に、うちの妹(ラウールさんと同い年!)にも「私らについてくる感じになるけど行く?」と声をかけたら「行く!」と即決したので、3人旅が決定。

3人の方がなにかと心強いのがパリです……(それはそう)


今回の航空券は、行きが日本-パリの直行便(日本の航空会社)、帰りはパリ-ウィーン-日本のトランジット便(オーストリア航空)になりました。

そもそも海外航空会社の飛行機に自分の手配で乗るのは初めて。


日本の航空会社の準備は前回で手順を理解済みなので、手配余裕でした。日本語だからね。

余裕ぶっこきすぎて旅行直前の引越し大騒動終わってからしか動けず、そこは逆にドキドキだった。

クソドタバタ時間ない野郎の私のせいなんだけど、診断書の手配で主治医を急かした。申し訳ない。(主治医には「前回の診断書これだし、このまま今年に書き換えてくれたらいいから!」って言った。無茶苦茶患者である)


日本の航空会社はまあ良いのよ。

大変だったのはオーストリア航空への申請


車椅子と医療機器の事前申請をした際、問合せフォームに日本語で入力したら「英語かドイツ語で問い合わせなきゃ受付しないよ!」てメールが返ってきて縮みあがった。Appleの翻訳機能に頼ってなんとかしました。すまん。

 


現地サポートの依頼系

もちろん英語力のない自分が本当に悪いんだけど、何が難しいって、一般的と比較すると特殊事情ではあるので「専門的な質問に対応する語学力」が試されること。

パリCDG空港チェックインカウンターはもちろんフランス語(英語)だし、オーストリア航空なので機内はドイツ語(と英語)。

例えば英語で「この車椅子はドライバッテリー?取り外せる?予備は持ち込むの?」と聞かれたら、私は「リチウムイオンバッテリーで、取り外しが可能。予備はない」と回答する必要がある。

「この車椅子いつまで使う?」と聞かれたら、「直前まで使いたい」と回答する。

航空会社が何について知りたいか、どうして欲しいのか、どの情報が欲しいのか、ある程度予測のうえで返事するんだけど、そもそもネイティブの言語を聞き取ることに不慣れだからか、やりとりがめちゃ難しい。

 

自分は日本の飛行機にも何度か乗れているし、今回事前申請も自分でやってたから車椅子情報自体の日本語は理解できてて、友人や妹の語学力と、Google翻訳のおかげでなんとか…って感じだった。

伝えたいことを自分の力でなんとかできるようになりたい。実践て大切…


あとは帰りのオーストリア航空機内で、外国人のCAさんにサポート頼むのもめちゃくちゃ苦戦した。

空港でも機内でも、おそらくこういう質問してるんだろうなとかは経験上でわかるんだけど、それに対応する語彙がパッと出てこないのは悔しかった。頑張らなきゃな〜。

逆に一人旅ならもっと“なんとかしなきゃ”でやりきるんだろうか。(甘えを捨てて背水の陣にならなければダメな人間なので…)

うまくコミュニケーションが噛み合うと本当に嬉しかったから、勉強するか〜!って気持ちになる。できるかはわからん…

 

 

ホテル

手配

航空券手配後、前回の宿にメールで連絡したところ「パリ五輪のせいでもう予約いっぱい!Very very very busy!」と返事が来る。

しかも部屋の値段が上がっている!うおおお困った!!!マジか!!!


というわけで、新たにホテル探しからスタート。

前回と同じあたりの位置がパリのどこへ行くにも便利なので、宿の位置をほぼ決定してホテル探し。

Googleマップで周辺ホテルについて、値段とエレベーターの有無を片っ端からチェック。

パリは古い建物を残して使い続けているので、エレベーターや車椅子対応ができていない建物もまだまだ多い。

ただパリの人たちは日本ほど障害者に対して抵抗自体は少ないので(少し困ってたら誰でもすぐ手を貸そうとしてくれる)ので、人の力なんとかなっている印象。


Googleで調べていけそうなホテル4、5軒全てに英語で「3人宿泊、1人車椅子だけどいける?」てメールしたら、1軒だけいけそうな感触だったので交渉しつつなんとか予約。

正直、どこの宿も車椅子だと言われたら及び腰になるし、高い値段の部屋を勧めてくる(これは日本でも同じで当然なんだよ)ので、交渉の加減は難しい。

 


実際の宿はエレベーター激狭で大苦戦

予約時に「エレベーターあるよ!でも狭いよ!」と言われていてめっちゃ不安だったのがまあ的中。

宿泊した部屋はめちゃめちゃ綺麗なトリプルルームだったのだけど、エレベーターは荷物持ってたら1人が入るので精一杯な狭さ!

タイタニックに出てくるようなレトロなエレベーターなので、趣はあるんだけど!タイタニックと違って狭すぎる!えげつねー!!

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毎回車椅子を最小まで折り畳み、ひとりが私を抱え、もうひとりは行き先階で車椅子をピックアップしに待ち構えるという作戦でなんとかするしかなかった。

3人いなければどうにもならなかった。ありがとう2人…!

本当に誤算で、パリのエレベーターを甘く見ていました。申し訳なかった。


次回への改善点は、少し金かけてでも快適なエレベーターがあるホテルに泊まることです。本当に。

 

 

現地は爆走する

「阿部ちゃんができるんだからいける!」だけでユーロスター使ってロンドン日帰り旅

航空券と宿を決めて、プランを立てる段階で、「そういやユーロスター乗ってみたくない!?」となり、既に宿取っちゃってるしパリコレのパリに戻るため、日帰りで1カ国増やすことになった。(実際はウィーン経由帰国なので合計3カ国だが)

アムステルダムかな〜ベルギーかな〜ドイツもいいね〜…いや阿部ちゃんがロンドン日帰りしてたな!?ロンドン行けるんじゃね!?という友人の神な思いつきから、急いでユーロスターロンドン日帰りを予約する。片道2.5時間くらい。(+出国手続きで90分程度)

座席の取り方とかほんとわかんなくて、3人だけど車椅子+同行者の2人と、もう1人は別々で予約せねばならなかった。結局コンパートメントが分かれた。むずい!


実際にユーロスターの乗務員さんに「ロンドン何日いるの?」ときかれたから「1日だよ」って答えたら「fantastic…」と呟かれた。相当なことらしい。(それはそう)


当日早朝、前日予約したUberで大雨のパリを脱出して(Uber Taxiめちゃ便利!)、よくわかんないけど「車椅子やねん、サポートルート頼めるかな!?」て窓口に聞きに行ったら、無事案内してくれた。

標識系がすごくわかりづらいからエレベーターのルートを探しつつ、治安不安めな人の多いパリ北駅の中で身の回りに警戒し続けるのは結構大変なので、案内してくれて本当に助かりました。一旦待たされるけども笑

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ロンドン到着後、まず行ったのはハリポタの聖地キングス・クロス駅。

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実際に映画で使われたのは、ユーロスターが停まるセントパンクラス駅らしい。隣同士の駅なのでどちらも行けてハリポタファンとしては嬉しかった!

キングスクロスでは思わずグッズを買いました。テンション上がったわ〜!ポンド高いけど〜!!!

これは9と4分の3番線で演技指導される私。

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そして歩いて、大英博物館へ。目的はエジプトエリアにある本物のロゼッタストーン

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ゲーム:どうぶつの森シリーズで、ロゼッタストーンの本物も偽物も見つけると買ってしまうタイプの謎趣味オタクなので、ロゼッタストーン本物を見れたのはめちゃくちゃ嬉しかった!楽しい〜〜!!

大英博物館、いかに大量の品々を見せるかに特化した激デカ博物館でした。

デカ博物館すぎたから、エジプトエリアでさえ爆走した。

また行きたい。


本当はロンドン予習でピーター・パンを観ていたし、名探偵コナンでも度々出てくるビッグ・ベンにも行きたかったけど、距離的に断念。

次回に持ち越しです。


パリとはまた違って、ロンドンはかなり現代っぽい都会。

新しい建物が多いし、石畳ではなく舗装された道路が多いので、車椅子的にめちゃくちゃ動きやすかった。

 

日本で言うと丸の内みたいな感じ。パリは日本で言うと京都。明らかに京都。

セントパンクラス駅へ戻る最中に見つけたカフェ(?)でフィッシュ&チップスを食べ(普通に出来立てで美味しかった)、駅で紅茶を買い、パリへ帰還。

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パリからロンドン日帰りが可能ということを教えてくれた阿部ちゃんに感謝。オタクの行動力、えぐい。

 

 

まさかの玉森くんとニアピンしまくる

パリ到着直後に、キスマイの玉森くんのインスタで、彼がパリ入りしてることを知る。

しかもストーリーズに上げてる現地写真が、めちゃくちゃ見覚えある近い場所でビビる。

オタクなので「スタバ一緒じゃん!?」と面白がって写真を撮った。

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美術館に行った日、チュイルリー庭園を突っ切ろうとしたらパリコレの準備らしきもので工事中。

ついでにチュイルリー庭園抜けたコンコルド広場も、パリ五輪のせいで立ち入り禁止の工事中。

どこへ行っても階段と行き止まりで足止めされて、1時間バカ広い範囲を1.5周くらい周ることになって流石の私も軽くキレていた。(爆笑)


美術館終わりにお腹減りすぎて、チュイルリー庭園内のカフェで遅い昼ごはんを食べ、そろそろ動こうか〜!ラウール先生とか誰かが何か更新してないかな〜って友人と一緒にインスタチェックしてたら、玉森くんがインスタライブを開始する瞬間に遭遇。(そういやインライするとか言ってたな…)

何気なくインライ開いたら、午前中キレながら巡ったせいで記憶にある場所が映り込んでおり、「え!?来た道じゃね!?」ってホテルへの帰り道だと判ってしまう。

オモロ!って思いながらそっちへ歩いて向かってみたら、本当にホテル上階の窓辺でインライ配信してる玉森くんの後ろ姿を目撃しました。パリおもろすぎ事件。


ちなみに私たちを散々回り道させたチュイルリー庭園は、玉森くんが参加したAMIRIのショー会場でした。そうでしょうね!!

 

 

ヨウジヤマモトの出待ちを眺め、PFWを体感してみる

1つくらいパリコレ会場見れたら面白いなと思って、今回はヨウジヤマモトの会場へ行けた。

LVとかDiorとかHermesとかの超ド級有名デカデカブランドたちはゲストが豪華すぎて入り待ち出待ちの人混みがすごいのを知っているから、むしろうまく避けられるかな…くらいに思っていたので、ヨウジヤマモトで雰囲気を見れました。(出待ちだから入り待ちよりも人が若干落ち着いていた感はある)

日本ブランドなだけあって、日本人カメラマンや記者らしき人も何人か見かけた。


コレクションショー終了後、出番が終わったであろうモデルの人が上階から衣装脱いだ状態で人集りを眺めながらタバコ休憩して、そのまま手を振って(ファンサ?)、私服に着替えて普通に出口から出てくる姿が、パリコレっぽい〜〜!!!!!と感じた瞬間でした。

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玉森くんがインライでも言ってたけど、パリの朝は気温が低くて寒く、夕方にかけて暑くなるので、街行く人の服装がレザージャケットからノースリーブまでまちまちなのね。

そして移民の国なので、みんな全然違うし、違うことが普通で、何も違和感がない。

だから、普通にモデルの人がその辺歩いてても全然気にしてない気がする。

気がつく人は気付くし、気付かれなければそれはそれで良いみたいな、ある種の個人主義がベースになってる感じ。

日本はすぐ人集りができたり、こっそり盗撮したりするけど、こっちではあんまりないんだろうな〜。(だからフランスに着いた瞬間、iPhoneのシャッター音が消音になるのかと今気付いた)


ラウールさんが今回Maison Mihara Yasuhiroのショー出演後、自分の足(てかLimeチャリ)で普通に会場を後にしたという記事も、ヨウジ会場を眺めていたのでよりリアルに理解できた感がある。

ラウールさん本当にすごい。本当に、このパリの街をあの長い脚でチャリと共に駆け回ってるんだなあ。コレクションショー出演、おめでとうだよ〜〜!!!!

いや〜なんかほんと嬉しかった!!!

しかしチャリで走り回ってるならこっちも気付けませんね!!!流石に!!!(笑)

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PFW残りの日程も、どうか無事に駆け抜けて。

 

 

あとPFWは、本当偶然帰り道に寄ったパレ・ロワイヤルがKenzoのショー終わり後だったので、最後の最後に会場を出た三代目 J Soul brother'sの佐野玲於さんの出待ちに遭遇。ファンらしき日本人の女の子が教えてくれた。「誰??」ていうてた失礼すぎる我らに教えるだけ教えてササッと去っていった女性たち、本当にありがとう〜!!

 

それから、ヨウジ出待ちではゲストの宇野賛太さん(?)が目の前を通ったので写真が撮れた。


パリを出る前日、ヴァンドーム広場を散歩しに行ったら通行止めしてショー前日のリハをしており、明日どこのショーなんだろうな〜と予想するのも面白かった。

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そんなわけでPFW期間のパリの若干のそわつき具合は、やはり危ないし面倒も多いけれど、おもろいです。

ちゃんと気をつけながら、また覗きに来たい。

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三大美術館全部行けた

ルーブル・オルセー・オランジュリーのパリ3大美術館全部行ってきた!


ルーブル美術館

ルーブルは広いうえに建物が古くて迷路みたいで階段だらけなので、目的を3つくらいに絞っていたもののエレベーター探しで大苦戦。エレベーター不規則すぎ。

見つけたと思ったら停止中だったりするおフランスクオリティ……

ただヨーロッパはハンディキャップある人を列に並ばせず最優先にする方針らしく、めちゃ混みのモナリザを最前列で見れました。やったね。

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あまりにも最前列(仕切りの中)だったのでちょっと申し訳ない気持ちが勝って、しっかり見てそそくさと去った(笑)

モナリザも良かったけど、民衆を導く自由の女神が好きだったな〜〜!!!直で見ると色鮮やかで、パワーがあった。トランプ買っちゃった。

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大英博物館が“とにかく数多くを見せるための博物館”なら、ルーブル美術館は“いかに美しくデカく美術品を飾るかの美術館”って感じ。

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両方行ったからこそ、違いが明確になって面白かった。

 

オルセー美術館

どうぶつの森ゲーマー、落穂拾いとかの本物にアガった。

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オルセーはルーブルよりエレベーターの位置とかわかりやすくてよかったな〜!

立派な時計がシンボルなようで、時計のマグネットを色違いで全種買っちゃった。かわいい。

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オルセー美術館所蔵の目玉であるゴッホの『ローヌ川の星月夜』が、ちょうどオランダへ里帰りしてて見れなかったので無念。リベンジしたい。

有名作品が多いと、そういうこともあるわな!


オランジュリー美術館

3月に大阪でモネ展行ってから、ずっとオランジュリーに行きたかったので今回の美術館勢の中で一番行きたかった美術館。

モネの睡蓮シリーズのためにあるような美術館なので、大英博物館含んで4つ訪れた美術館の中で一番コンパクトだった。楕円形の部屋2つに合計8枚睡蓮シリーズ飾ってあって、本当パリ人はモネやルノアールといった印象派が大好きなんだなと思う。

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これだけ景色景観にこだわっていて、更に緯度の関係か太陽の光が綺麗に入る国だから、光や風景を描く画風が好きなのは当然かもしれない。

ノートルダム大聖堂の絵も多かった。パリ人がノートルダムを大事にしているのがわかるし、火事で相当ショックだっただろうと思うと胸が痛くなった。

ちなみにノートルダム大聖堂はまだ思いっきり工事中でした。なんかステンドグラスの修理方針で揉めてるらしい。(空港送迎おじ情報)

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この旅行での気付き

これからも、宿は最大の難関で博打だなということ

良いホテルに泊まることができれば解決なのかもしれないけど、ホテルでバカンスが目当てではないので、ラグジュアリーでサービス満載のホテルより、安全安心とある程度の快適さが保証されてかつ安価なホテルであれば、それで良い。

でもハンディキャップがあると、その条件を満たすのが本当に難しくなる。

 

今まででもわかっていたけど、改めて身に染みた。

設備面での快適さが上がれば、一緒に行くメンバー全員がもっと疲れなくて済んだだろうと思う。


3日くらいだったら不便でも良いけど、1週間となると後半疲れちゃうよね。

誰かと旅をする時に自分が気をつけなければならないなと感じた。

 

 

自分がトラブル慣れしすぎているということ

昔から何をするにも回り道で、とりあえずやってみて、できなかったら手を考えるのが癖になってるのね。

それは、日本でもどうせ健常者ベースの社会なので、自分はいつもある程度遅れを取っている前提で動いているし、何に遅れを取るか予測して先回りするのはいくら時間があっても足りないから。良くも悪くもだと思う。

私だけなら、それで良いかもしれない。

でも誰かと過ごすということは、その人をその“遅れ”や“手間”に付き合わせることになる。むしろ遅れを取り戻すために、より大きな負担をかけたりする。

私は慣れてるから平気でも、あまりにもこの“遅れ”や“手間”が重なり続けるとストレスになる人もいる。

今回一緒に行った妹はまさに、そのタイプだった。(歳が離れすぎていて、初めて一緒にこんな期間の遠出をしたので、今まで気付かなかった)


なんでこんなにイライラされてるんだろう、なんで「もうお姉ちゃんは私とタイプ違うから一緒に旅行しないほうがいいよ」って言われたんだろうと考え続けていて、やっと理解した。


ずいぶん一緒に行った2人に負担をかけたし、ここの感覚のズレを予め話せてなくて悪いことをした。

妹とは初めて一緒に旅行できて、嬉しかったんだけどなあ〜。結果的に楽しかったとは言ってるけど、ほんと良い思い出になってればいいなあ。

 

それでもやっぱりまた飛びたい

前回の初めてのパリをふまえた今回だったので、前回は「次はもう少し冒険できるな」という収穫で、今回は「この2回での改善点を見つけて次をもっと豊かにする」みたいな収穫があったように思う。

 

だから、またパリに行きたい。

次はロンドンも1泊以上欲しい。

あとトランジットで一瞬入ったウィーンやオーストリア航空がめちゃくちゃ清潔だし綺麗だし落ち着いてるので、ウィーンリベンジしたい。ウィーン国際空港の滞在1時間弱だったんよ(ウケる)


今回の旅でスタバのミニマグコレクターデビューしてしまったので、世界のスタバでミニマグを集めねばならないし。(?)


それから今回は、少し前から気になっていたエルメスのピアスを買いました。ついにエルメスデビュー。免税だと思ってたら普通に超過してて関税引っかかった。自分アホすぎ笑った。働きます。

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やっパリ(ラウール風)、本当に楽しかった!

そして本当に、3人ともめちゃくちゃ動いた!

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一緒に旅行してくれた妹と友人に本当に感謝してる。

見守ってくれてる皆さんにも、感謝。

前回の伝手で今回も頼んだら快く引き受けてくれた、「お元気でしたか〜!」って喜んでくれた空港送迎のおっちゃんにも、感謝。


帰りたくないなあ〜!って言ったら妹に「私は大学あるから帰る」って言われた。

また働いて、お金貯めて、遂に期限が来るパスポート更新して、行きます。ローンも返さねばならんしな。

 

 

 

そんなわけで、3月から怒涛の大渋滞だった、マンション購入と引越しとリフォームと家具家電調達、パリ渡航準備、職場大荒れ事案、マッチングアプリのあれこれ……という諸々ライフイベントたちがようやく収められそうです。

マンションのあれこれ最終編はまたnoteに書く予定。

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記事の下書きを終えた今は、たぶん中国の上空12,000m、日本まで約4,200km程度、映画が変わってファンタスティック・ビースト2をBGMにしています。舞台がパリだったの忘れてた。

 

オーストリア航空の帰国便は座席ガラガラなので、3人とも2席ずつ使ってゆったりしている。私なんか身体小さいから横になれた。オーストリア航空、快適。

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日本着いたら朝です。そこから国内線乗り継ぎで関西へ。シンプル遠い。

 

国際線はWi-Fiがないので、国内線乗り継ぎを待ってる間にブログ上げる予定。

無事にお昼頃に写真選定してブログが上がっていたら、えらい。(自画自賛)


それでは、また!

現実見たくねえ〜〜!!!!!!