生・美川憲一さんのステージに感動した話。
突然ですが、あの美川憲一さんと森口博子さんのステージを観てきました!!!!!!(本当に突然)
ほんと完全にネタだった。失礼な話だけど、さそり座の女しか曲は知らなかったし本当に興味本位の面白半分(むしろ面白8割)だったから席に入ってからも友人たちとワクワクドキドキヘラヘラしてた。
客席は予想通りご年配の方が多い感じ。男女の差はそんなに感じなかったけど、平日夕方ということもあって女性の割合の方が高めだったかもしれない。最前列真ん中あたりにはペンライトを持った方もいらっしゃった。ファンの方ご年配なのに元気。(失礼だったらすみません)ほんとめっちゃ元気。適当にきたわたしたち、あれ、これ完全に浮いてね?(当然)
出ていらっしゃった時の美川さんの印象は「小柄で不思議なオーラを振りまくキラキラおじさん(?)」だったのが、さそり座の女で始まった時、声量と声の圧力に圧倒された。テレビの数十倍迫力あるの。芯の通った男声とも女声とも判断しづらい不思議なのに聴きやすい歌声。うわあ、さそり座の女を生で聴いてる!!!
そして美川さん、歌ってる最中に観客に向けて手を振ってくださるのね。端っこの席までしっかりじっと見てゆっくり振ってくださるのね。もう何この気品。ものすごくお上品。思わず手を振り返してしまった。けんちゃーん!って呼んでた。けんちゃんかっこいい......!(かっこいいに変化)
トークもテレビで見れるあの印象そのままのお喋りだけど、またお話上手で!笑わせてくれるところあるある。森口博子さんを「お茶漬け女」って名付けてて笑いました。と思ったら産経のニュースになってて笑った。
美川憲一、森口博子を“お茶漬け女”と命名「ねちっこくしぶとく頑張るのよ」 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース
でもその反面、しっかり良い話もしてくれて。
だからアンコールで「明るい曲ではないけれど、生きるのよ、しぶとく、ねちっこく生きるのよという歌を贈る。みんないつかは死ぬけれど、死ぬからこそ生きるという歌。若い人はご両親のことを考えて聴いてほしい。」(超ニュアンス)というようなお話をされてから歌われた『生きる』という曲には本当に感動しました。ものすごい表現力を持っていらして、うわあ...って。(語彙力のなさが悲しい)
ああわたしも生きなきゃ。親を大事にしなきゃ。
聴き終わったとき、感動と圧倒でぼけーっとしてた。帰りながら「生きるわ!」連呼するくらいに感動してた。それくらい歌に気持ちがこもっていました。凄い表現力。CDでは伝わらない生だからこその感動だったと思う。
来年デビュー50周年を迎えると仰っていたけれど、そんなお年を感じさせないステージでした。でもそれだけ生きてきたという証のような、身に沁みる歌だったな。普段若い人のポップスを聴いてるために免疫がないだけなのかもしれないけど、心にグッときた。50年の積み重ねの大きさを実感した感じ。そこにはただ派手な紅白名物ってだけじゃない圧倒的歌唱力と圧倒的迫力、圧倒的オーラがありました。
美川憲一さんかっこいい。今まで衣装とかに面白がってばかりでごめんなさい。
無料で観せていただけて申し訳ないくらいでした。ほんとノリきっかけでごめんなさい。
美川憲一さんどうか元気に長生きしてください。(これでいいのだろうか)
あと出待ちのおばさまが「わたし85よー!!」って元気に叫んでいらっしゃったのですが(ほんとに85!?って驚いた)、あのおばさまも元気に長生きしていただきたいなあって思うほど、ステージ観てからあったかい気持ちになった。(笑)
そういうわけで結論を書くと、
いちジャニオタが見ても美川憲一さんはとてもかっこよかった、です!(雑かよ)
演歌だからって食わず嫌いせずに、人生で1回は見ておきたい人だと思いました!こんなところまで来てくれてありがとうけんちゃん!!!(もはやけんちゃん呼び)
以上です。