『アイドリッシュセブン』がジャニオタ的にも沼でしたという話。

念願のV6大阪公演へ無事に行ってきて、無事にわたしのV6コンデビュー、そして今回のV6ツアーは、とんでもない奇跡が起きない限り終了しました。ありがとうございました。(本音を言えばもっと行きたかった)(代々木行きたかった)

あ、今チケット落選分の返金を思い出しました。やったね。(震え声)

そんな感じで世間はシルバーウィークも過ぎ。V6に関しては素敵な10時間Mステが終わった時期ですね。お疲れ様です。

わたしと言えば、シルバーウィーク初日の夜はあの話題のラブライブ!のライブ映像配信のニコ生を観ながらご飯を食べたり(可愛気0)、大失敗してiOS9になってしまったiPhone6のダウングレードに奮闘して失敗に終わったり(女子力皆無)、夏休みが終わったり(喜び皆無)何かと面白味のない感じになっております。これからの目標はひらパーに一人で乗り込むことです。頑張る。

 

そんなこんなで今回は本来なら絶賛ジャニオタ期間を過ごしているはずのわたしが、ここ1か月で唐突にドツボな沼へとハマってしまったスマホゲームの話をしに来ました。ここ最近のブログの迷走っぷり清々しい。

 

アイドリッシュセブン』がジャニオタ的にも沼でしたという話。

 実は昨年の6月頃から、上記でも挙げた、ジャニオタ的にはキスマイの宮田くんで有名な(?)ラブライブ!スマホゲームである『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』(以下スクフェス)という音ゲーをプレイしてたのだけど、これがわたしが二次元アイドルへの偏見のようなものを払拭できた大きなきっかけでした。

元々好き嫌いは激しいけどアイドル楽曲がジャンルとしては好きな性質なので、『アイドリッシュセブン』も楽曲の試聴を聴いてとても期待していました。音ゲー好きだし!

アイドリッシュセブン『MONSTER GENERATiON』MV FULL - YouTube

 

このゲームの企画(?)を知ったのは5月頃かな。以前の記事で書いたようにわたしが初めて買った漫画が種村有菜さんの『神風怪盗ジャンヌ』なのですが、『アイドリッシュセブン』のキャラクター原案が種村有菜さん。つまり種村有菜さんを通してこのゲームの存在を知ったのです。以前の記事はこちら。

 

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最初キャラデザだけを見たときは「うたプリのパクリか!!!wwww」って言ってたんですよ。ほんとに。センター赤の子なんだもの。うたプリは二次元アイドルの先駆者だったんだなあとかそんなこと考えてたし、種村さん自身昔うたプリの同人誌出してたし、Twitterうたプリイラスト上げてるのも見たことあるし、パクリか~って。冷やかしのつもりで事前登録だけしましたけども。(酷い)

 

それが、8月20日にアプリ配信されて、楽曲以外にもキャラクターやストーリーがかなり丁寧に作られてることに本当に驚きました。スクフェスやほかのゲームなんて楽曲開放のためのストーリーだと思ってるから、ストーリー開いた瞬間スキップしてすっ飛ばしちゃうのに、アイドリッシュセブンはストーリー開放のために楽曲プレイしてたから!!ジャニオタ心擽りまくりなストーリーとキャラクター達ほんとずるいから!!!

 

というわけで、キャラクターとかキャラ同士の関係とか楽曲とか紹介していきましょう。

 

キャラクター

※アイドル達しか紹介しません

※ジャニーズは無理やり当てはめています。偏った個人のイメージです。全然悪口のつもりじゃないのですが、そう受け取れたらごめんなさい。

IDOLiSH7

和泉一織:いずみ いおり (メンバーカラーは濃紺)

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・下に出てくる和泉三月の弟で高校生の最年少メンバーの1人。17歳。

・超賢い高校生らしくて頭いいから裏でマネージメント業を主人公(マネージャー)と一緒にやってる。その賢さのせいか失敗に慣れてない。

・無理やりジャニーズで言うならば超秀才になった堂本光一くん……?いやでも光一くんみたいに真ん中に立って座長するタイプではない。

・かわいいものなんて好きじゃないよ、みたいな顔して実はかわいいものが大好きな子。

 

二階堂大和:にかいどう やまと (メンバーカラーは緑)

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・最年長メンバーで22歳。自分のこと「お兄さん」とか言っちゃう。

・適当な性格っぽいけどここぞというときに頼れるリーダー。

・ジャニーズで言うならV6での坂本くん的ポジション。ただ教育面の役目は担ってないお父さんって感じ。

・「IDOLiSH7が泥をかぶる時は、俺が正面でかぶる。」とか言っちゃう。惚れるわあんた…!

 

和泉三月:いずみ みつき (メンバーカラーは橙)

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 ・メンバー内では上から2番目の21歳。一織の兄。

・身長ちっさいし可愛いけどなんか男気溢れててとても良い子。

・ジャニーズで言うならV6の井ノ原さん的ポジション。ムードメーカーで、行く先々でテンション上がって叫んでる明るい長男タイプ。上から2番目だけどな。

・アイドルに憧れてなった。IDOLiSH7の良心。

 

四葉:よつば たまき (メンバーカラーは水色)

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・一織と同じ高校に通う同学年で最年少メンバーの一人。17歳。

・施設育ちで過去が暗いし短気だけど、普段は王様プリン命なある意味ボケ担当。王様プリンのためなら何でもすんよ。

・無理やりジャニーズで言うなら岡田准一さんっぽい系……になるかもしれない。(完全にわたしの中のイメージです)

・逢坂壮五くんとのユニットMEZZO¨も並行で活動してる。

 

逢坂壮五:おおさか そうご (メンバーカラーは紫)

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・メンバー内で上から3番目の20歳。

・なかなか悲しい過去持ち。怒らせるとヤバい。好きなものが整理整頓というデキる子。

・ジャニーズで言うと、V6の長野さん的なポジションです。7人を家族で考えたらお母さん担当。(公式)

四葉環くんとのユニットMEZZO¨としても活動していて、環くんをコントロールしています。環くんは怒らせるとヤバいとわかっているのである程度のいうことは聞きます。

 

六弥ナギ:ろくや なぎ (メンバーカラーは黄色)

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・北欧系ハーフの19歳。

・クッソ美形で自分のこと綺麗だってわかってる清々しいほどのナルシスト。それを根底に行動するから友達いなかったらしくて、故にメンバー愛が素晴らしい。

・めちゃくちゃアニオタ。アニメをリアルタイムで見るために急いで帰る!みたいな。なにそれ親近感。(?)

・ナルシストでハーフでクッソ美形なキスマイ宮田俊哉くんを想像していただければわかりやすいかもしれないな。(色々濃い)

IDOLiSH7の良心その2。

 

七瀬陸:ななせ りく (メンバーカラーは赤)

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IDOLiSH7のセンターで18歳。歌唱力抜群設定。

・子どもの頃は病弱で病院生活中心だったらしくなんか寂しい過去を持ってる。というかこれが結構ストーリーの本筋に絡んでくる。

・無理やりジャニーズにするなら佐藤勝利くん的なセンター力かな。うん。

・いつもすっごい腰パンなんですけどそれ大丈夫ですか。

 

②TRIGGER

IDOLiSH7のライバルグループ。すんごい売れてる。

方向性の違いは、色で表すとIDOLiSH7が白なら、TRIGGERは黒。

ジャニーズで表すとIDOLiSH7がデビュー当時のNEWSなら、TRIGGERは同じくデビュー当時のKAT-TUNって感じ。

メンバーカラーが全然わかりません。

八乙女楽:やおとめ がく (メンバーカラーはグレー?)

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・TRIGGERのリーダーだと思う。あの世界で「抱かれたい男NO.1」らしい22歳。

・TRIGGERの事務所社長の息子。社長めっちゃ怖い。

・息子もめっちゃ怖いと思うやん?なんかめっちゃ優しくて私の中の印象変わった人NO.1ですおめでとう。父と息子不仲らしい。

・外見と中身の違いを無理やりジャニーズで言うと、サングラスを装備したTOKIOの松岡くん。

 

九条天:くじょう てん (メンバーカラーはピンク)

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・TRIGGERのセンターで最年少な18歳。身長ちっちゃい。(他の2人がでかいと言えなくもない)

・プロ意識高すぎて裏表超激しい。同業者にはとてもシャープな塩対応。もはやそれすらかわいい。(?)

・過去に重い何かがありそうな人。というか色々ある人。

・ジャニーズだったら…全然フレンドリーじゃないタッキー&翼のタッキーって感じか…?いやHey!Say!JUMP山田涼介プロか!

わたしの推しです。(特に要らない情報)

 

十 龍之介:つなし りゅうのすけ (メンバーカラーはネイビー??)

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 ・実はTRIGGER最年長23歳。TRIGGERって平均年齢若干高めなリアルさある。

・沖縄から出てきたらしい。

・事務所に思ってたのと違う売り方されて実は困ってる、温厚な人。TRIGGERの良心。

・どれくらい良心かというと、KAT-TUNの中丸くんか、TOKIOの城島くんや国分太一くんって感じだろうか…。完全に個人のイメージです。

 

 

以上がメインアイドルの、IDOLiSH7の7人とTRIGGERの3人。

 

ジャニオタ的に凄くいいのが、IDOLiSH7の7人は事務所の寮に1人1部屋充てられて、一緒に住んでるってところなんですよ。

アニオタナルシストナギが自分の部屋だけでは収まらず「三月の部屋をワタシのスクリーンルームにします!」って勝手に改造しだして怒られたりとか、大和三月壮五の成人組3人がライブ終わりにお酒持ち寄ってお疲れ会するぜ~ってエピソードがあったりとか、大和が部屋でテレビつけてごろごろしながらお酒飲んでたら「おっさん!」って言われてメンバー総出で大喧嘩して扉壊した!とか、ほらまるでジャニーズに昔あった面白エピソードの宝庫、合宿所なんですよ。そういうのわたし大好きだよ。

一織の寒色コンビが高校一緒で、高校生活エピもちらっと出てくるのも良い。

最初に上げたMVもあざとい。可愛い。こういうの軽率に好きになる。

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ストーリー本編において、結構ジャニオタ心的にウッ…となったのが、デビュー前に7人でグループ組んでたのに、テレビにたまたま映った壮五の2人が先にデビューせざるを得なくなってしまったくだり。Jr.時代のグループやユニットを置いて行ったり、新しく組んだりっていうのを見てきたから「7人でデビューできへんの(´;ω;`)ウッ…」ってなる。

無理やり大きな会場押さえてライブしたら集客できずガラガラなのに、笑顔で歌うぜ!って言えるような7人見てたら、もう7人皆応援したくなるし何ならジャニーズだけじゃなくアイドルみんな苦労してるねんな、頑張れよ!って改めて意識させられます。

この10人ほんと色々絡み合ってて、前途多難なんですよ。おまえらどこまで不幸への道進んで行くねん!戻ってこい!って読んでたらストーリーの第一部読み終わりました。あらびっくり。(?) 

 

 

楽曲

楽曲が本当にガチなの!!!ガチなアイドル楽曲なの!!!というかどこかジャニーズ系なの!!!びっくりした!!!

と思ったら作曲家さんにジャニーズと関わった経験のある方々が多かったのでした。すげぇ。今出てる楽曲で作曲家さんと楽曲も少し紹介。

 

まず最初にも紹介した表題曲『MONSTER GENETARiON』。

作曲されたkzさんは嵐の「Fly on Friday」を編曲した方だそうな。

コンサートのオープニングで歌いながら出てきそうな幕開け感たっぷりの「よっしゃきたー!!」って盛り上がりたい爽やかさ。それこそ嵐とかが歌えそう。

 

TRIGGER楽曲の『SECRET NIGHT』。

作曲は木下智哉さん。ジャニーズではABC-Z、KinKi Kids、NEWS、V6、Hey!Say!JUMPに作詞か作曲で関わってる。特にV6『バリバリBUDDY!』は作詞も作曲もされてます。

『SECRET NIGHT』自体はV6で言うと『蝶』とか『supernova』とかそういうかっこいい感じ。

 

大和・三月・ナギのトリオが歌う、アルバムに入ってそうな楽曲『ピタゴラス・ファイター』。

作曲・編曲は野井洋児さん。NEWSの『Forever』を作曲された方。

この楽曲はNEWSより関ジャニ∞が歌ってそうなわちゃわちゃソング。歌いながらたい焼き談義してる。平和かよ。

 

IDOLiSH7の7人楽曲の『GOOD NIGHT AWESOME』、『MEMORiES MELODiES』。

この2曲の作曲は、渡辺未来さん。ジャニーズなら山下智久さんの『抱いてセニョリータ』が一番有名。他にもTOKIOやV6、トニセンにも提供してる。

『GOOD NIGHT AWESOME』はキスマイかJUMPがドラマの主題歌で歌いそうだし、『MEMORiES MELODiES』はバレーボールテーマ曲としてどこかの体育館のバレーボールコートで歌ってそうだと思った。

 

こんな感じでジャニーズが好きだったら聞いて違和感がない楽曲だと思います。ほんと沼。

 

 

リズムゲーム、最初は難しいけど慣れます。わたしは慣れたぞ!最初全然打てなくて「鉄球がぶつかってくる!!」とか言ってたけど!(笑)

 

二次元アイドルってわりと面白いなと思えたんで、ほんとなんか全キャラ可愛いので、愛でたくなるので、よかったら「うたプリのパクリじゃないのwwww」って思わずに、一緒にアイドリッシュセブンやってみようぜ!(ダイレクトマーケティングか)

idolish7.com

 

……書いてて思ったけど、もうほんと何やってんのかわかんなくなってきたのでやめます。沼、楽しいです。

 

おしまい。

 

 

 

P.S.頑張ってブログ書いたので九条天くんのカード入手させてください。(謎の願掛け)

『赤髪の白雪姫』が好きです、という話。

3月にやまもり三香さんの『ひるなかの流星』を読んでから、ちょくちょく少女漫画を読むようになりました。20歳も超えた女がどうしたんだろうね。自分でもびっくりだよ。

『ひるなかの流星』についてはこちらの記事です。早く獅子尾降ってきなよ。(世迷言)

 

dmbcttn.hatenablog.com

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夏休みだし、V6のコンサートも大体外れて、返金祭りでお金を持ってしまったために、最近アニメ化して気になっていた『赤髪の白雪姫』を大人買いしました。

色々あるけど、わたしは元気です。生きよう。(?)

赤髪の白雪姫1 (花とゆめCOMICS)

赤髪の白雪姫1 (花とゆめCOMICS)

 

 

ということで既刊の14巻までを読んだ結果、ブログを書きたくなったので書きます!現実逃避でもいいじゃない!うおおおお

今回もジャニーズは全く関係ございません。あしからず。

 

赤髪の白雪姫』が好きです、という話。

まずは、 毎度のことながら超簡単に物語の説明をしましょう!

舞台はおそらく中世ヨーロッパを想定した架空の国、クラリネス王国。

主人公は生まれつき赤い髪(これがとっても珍しい)を持つ、隣国タンバルン王国出身の少女白雪。

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彼女はその珍しい髪色から、タンバルン王国の第一王子ラジに愛妾にされかけたので、嫌すぎてクラリネス王国に逃げます。

 

そこで偶然出会ったのが、クラリネス王国第二王子のゼン。どう見てもイケメンですね。

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その側近のミツヒデ。(画像左)

いかにも裏切りそうな名前ですが、とっても忠実で優しい側近です。

そしてもう一人の側近木々(きき)。(画像右)

めっちゃ美女。眩しいくらいに超美女。なのに強い。

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白雪はこの3人に出会い、愛妾問題に決着をつけて、クラリネス王国で宮廷薬剤師を目指します。クラリネスで暮らしているうちに、次第にゼンに惹かれていき……っていうとても王道ファンタジーな少女漫画。

 

おすすめポイント①:メイン2人の関係性

まず白雪ちゃん。彼女はヒロインでありながらとてもかっこいい性格をしていまして、「自分の道は自分で切り開く」子です。そのためなら剣の切っ先を向けられても怯まない。逃げない。どころか立ち向かっていくイケメン。ヒロインでありながらヒーローに守られてるだけじゃなく、守ろうと奮闘する行動派の頑張り屋さんです。

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一人で解決しようと頑張っちゃって倒れることもありますが、応援したくなる子です。

 

そんな白雪ちゃんにベタ惚れ全開で、一生懸命フォローしようと頑張る、そして自分も王子として頑張るのがヒーローのゼン殿下。ちなみに毒リンゴを食べるのはこの人です。

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かっこつけるからいけないんだぞ。

壁ドンしたり抱きしめたり白雪ちゃんをいつも気にして見守ってて、いざというときにきちんと登場してくれる少女漫画ヒーローなのでとても安心です。何より白雪ちゃんにベタ惚れなのが良い。でもベタベタしなくてあっさり風味な恋愛なので、少女漫画苦手でも大丈夫です。たぶん。

男の子側の身分や年齢が上になってるものって女の子→男の子の構図が多い気がするんですが(当社比)、赤髪の白雪姫は完全にゼン殿下→白雪ちゃんです。

アニメは既に5話まで放送されてるんですが、ゼン殿下と白雪ちゃんはもう恋人すっ飛ばして夫婦みたいな空気出してます。この子たち、ちゃんと問題に対して相談して、解決法を一緒に探すということができる(しかもゼン殿下がそれを促せる)ので、関係を崩されることがまずないと言えるのも安心して見てられるポイント。

 

おすすめポイント②:脇役たちの関係性

 

正直脇役って言いたくないくらいみんなキャラ立ってて良いんですよ!

まず上記でも触れたミツヒデと木々の側近コンビ。

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お互い背中を預けている相棒であり、ゼン殿下から背中を預けられている部下であり強い味方です。ここの3人の関係性も、何があっても揺らがない感じ。

ゼン殿下に過保護なミツヒデさんがなにかといじられ役で、木々さんが良い感じにボケたりツッコミを入れたりするのがたまらなく好きです。木々さん超美女なのに強いし行動力あるし頭良いしなんなのずるい。良いとこしかない。

 

そして新たにこのパーティに入ってくるのが元敵(?)のオビ。左の黒い子ね。

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何者かよくわからなくて、アニメだと忍者感強いくらい身軽な、ゼン殿下の伝令役になる人です。後から入ったにも関わらず楽しそうに溶け込んで、白雪ちゃんとゼン殿下を部下3人で見守りつつ助けつつ動きます。わりと万能で活躍の場も結構あるから見てると楽しい。オビ好きだよ。(突然の告白)

 

そして捨て置けないのが白雪ちゃんの出身地タンバルン王国のバカ王子ことラジ王子。(画像左)

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赤髪の白雪姫は、この人の成長物語と言ってもいいかもしれないってくらいに成長していきます。最初悪役(でも憎めない)だったのになんだかんだ良いキャラになっていく愛すべきバカ。良いポジションもらったな!(誰)

 

他にも白雪ちゃんの上司になる天才12歳のリュウくんとか(この子は天使)、ガラク室長とか、門番さんに至るまで良いキャラはたくさんいます。

が、わたしが紹介したいのはこの人。

イザナ殿下。

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白状すると、この人のことを書くためにこの記事書いた。

イザナ殿下は、ゼン殿下の兄であり第一王子です。結構年齢離れてるっぽいけど年齢は出てない。チャラそうに見えるかもしれませんが全然チャラくないです。クラリネスの王子たちその辺真面目だから。

超できる人なんですよ。片手でごもっともな正論という名の超高速デッドボールぶつけてくるから、めっちゃ怖いしめっちゃ腹立つしめっちゃ嫌われやすいんですね。それでいてゼン殿下をからかうのが好きだからゼン殿下も苦手ではあるようで。

でも言ってることは本当に正論だから反論のしようがないし、そうやって自分のことを守ってきた人なんだと思います。いやあ、イザナ殿下の氷のような表情良いよ。たまらん。(気持ち悪くなってきた)

白雪ちゃんをクラリネス王国から追い出そうと手を回したりするけれど、味方にしたら強い人物です。

とりあえず美男っぷりがすざまじいのでわたしの大好きな1コマを。

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イザナ殿下の部屋の床になって踏まれたいですね。(妄言)

この人突然「俺は近いうちに妃を迎えるぞ」とか言い出すからほんと……

 

おすすめポイント③:絵がとにかく綺麗

ちょいちょい出しているシーンからもわかるかもしれませんが、顔は意外とあっさりとした感じなのに対して衣装の描き方が細かくて、とてもバランスが良くて大好きです。ゼン殿下の普段着も良いけど、正装衣装なんて本当に綺麗でびっくりした。

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異国感漂ってて素敵。巻を重ねるともっと豪華なイベントがあるので是非。

中世の日本だったら着物しか思い浮かばないけど、ファンタジーだとここまでできるのか!と。

また、おそらく正装と普段着など衣装の違いでキャラクターのスイッチの切り替わりの表現を裏付けているので、衣装と一緒にキャラクターの心理をつかむのも楽しいです。オビとかまさにそう。

 

そしてその異国感を更に強めているのが背景の描き込み。

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本当に小さな一コマなんだけど、そこにきちんと小物まで描き込んであって綺麗なんですよ。これ描くの本当に大変なんだろうなあ…凄いなあ…なんてため息が出ます。絵だけでお腹いっぱいになれるのでヨーロッパ好きな方も是非一度手に取ってみていただきたいです!

 

本当にどのキャラも憎めなくて愛すべきキャラで、ベタベタじゃない爽やかな恋愛・成長ストーリーで、しかも絵が綺麗と揃っているので!少女漫画いいよ!

すぐ漫画を買えとは言いません。まずはアニメから入っても良いと思いますので(アニメもとても出来が良いよ)、見てみてほしい!!

ちなみにニコニコ動画では第一話と最新話を無料配信しています。是非どうぞ。

イザナ殿下は来週の6話から出るよ!やったね!

 

 

おしまい。

女性を狂わせてほしいジャニーズ選抜

突然ですが、たまにアニメ『アルスラーン戦記』を観ています。

主人公のアルスラーン王子の母親であるタハミーネ王妃は「傾国の美女」って呼ばれてて、主人公の父親である王の嫁になる前に王の兄の嫁で、その前に別の滅んだ(滅ぼされた?)国の王の嫁で、その前にその王の臣下の婚約者だったという設定(のはず)です。アルスラーンの父親以外は既に全て死んでます。そして現在は敵国の王に見初められて死刑を免れるという境遇。まさに「傾国の美女」ってやつです。

今回のブログはそんな「傾国の美女」までは行かなくとも、人を狂わせる役(?)を見てみたいと思うジャニーズを選抜してみる。ちなみに中途半端な少人数なのはこれ以上思いつきそうになかったからです。思いついたら書き足します。(雑)

 

 

女性を狂わせてほしいジャニーズ選抜

 完全に妄想です。気持ち悪いです。「演じてほしい」だけです。

 

第4位 三宅健さん

もう既に狂わせる人か。説得力ありすぎか。

全てわかってて「お金落とすんでしょ?」みたいな、でも落とさずにはいられないみたいな。キャラを自在に操る

 

第3位 佐藤勝利さん

勝利さんでこういうの書くのちょっとやばい気がする。怖い。(でも書く)

設定は田舎から都会に出てきたばかりの田舎くささの残る美少年。

その田舎くささに惹かれるおばさまたちが「お菓子あげるわね」の要領で次々いろんなものを貢ぎ、自分のあげる品々によってどんどん自分の理想の男に変わっていく様子が嬉しくて楽しくてエスカレートし、でも縛りたくなり、気付いたらいつもの場所(どこかは知らん)には居なくなってて残るのは空っぽの財布。

でも彼は貢がれてるのもわかってて、金を目当てに近づいてて、もう絞れないから次の場所に移ってて「もう終わりかあ」って呟いて、移った先でまた田舎くささを身に纏ってる、そんな魔性の男みたいなの。うわ、怖い。そんな大人にはならないで。(?)

 

第2位 山下智久さん

クロサギで見たんじゃないのとか言われそうだし、そんなイメージだけど。

設定はちょっとお洒落で高級なバーのバイトでもやろうか。

女性客は少し奥でカクテルを作る超絶美男な彼の姿に夢中になります。そのうち「今日何時に終わるの?ご飯奢るよ」とか言われて、最初は断ってたけどいつも来てくれるお客さんだから行ってこいってそのうち店長に言われて、仕方なくご飯に行ったら、なんか色々とプレゼントされる。「いやそれはもらえないよ」って言ったら「年下なんだから遠慮しない!」って怒られてもらうしかなくなるのが始まり。

その後もお店に来るたびこっそり金品を渡され「生活の足しにして」とか言われるし、女性客はできるだけ若い女になろうと着飾り始めるしとエスカレート。

「そんなにお金使って大丈夫?(笑)」って一応聞くけど全然心配してないみたいな。

そのうちバイト上がり待ちしてた女性客に「今日うちに来ない?」と言われる。

彼は「は?俺たち付き合ってないよね?」と冷たい声で返して去るわけです。 

次の日バーに行ったら店長に「彼?辞めちゃったよ?」って言われて、残るのは負債のみ。みたいな。

 

第1位 伊野尾慧さん

ここ数日の私の気持ち悪いツイートを見ておられる方がいらっしゃたら「やっぱりな」かもしれないんですが、伊野尾さんです。圧倒的伊野尾さんです。これを書きたいがためにブログ書いた。

 

設定は砂漠の国々を渡り歩く流浪の美男子。スカーフっていうかフードみたいなの纏ってたらなお良し。

あまりの美男子っぷりに、金持ちのおばさんとかお姉さんとか女王とか王女とかそんなのに次々と見初められるの。たぶん母性本能を擽ってる。

流浪の身だから「うちで寝る?」とか言われちゃう。そして寝場所だったらいいか、とか思いながらついて行ったら、美味しいご飯とか服とか宝石とかまで貢がれちゃう。「そんな高いものもらえないよ」って言っても「いいのよ余りものだから!」とか言われる。「何日泊まってもいいのよ?」って言われて「そんなの悪いよ」って返しても「部屋余ってるからいいわよ」って言われちゃうから2か月くらい生活を送る。望んでないのに貢がれる。貢がなきゃ置いて行かれるって思わせる。

そうしてたら突然彼はその国から消えるんですよ。去られた後に残るのは大量の借金。

彼は「なんでこうなったのかな~、まあいいか!」とか少しだけ首を傾げながら、貢がれた金品を持ちつつ国を背にして次の国へ向かう。っていうのを繰り返してるのが見てみたいんだ。非常に。「傾国の美男子」って感じでよろしく。

 

 

以上です。自分でも思うけど気持ち悪すぎるな。楽しかったです。

冷静になって飲み会に行ってきます。

伊野尾慧さんが世間に見つかってしまう喜びと寂しさと。

夏休みだよ!!わっしょい!!!

やっと手に入れました夏休みです。最後のテストで重傷を負ったけどまあ諦めも肝心だよねってことで、昨日は早速ローチケ全滅前祝い(号泣)に買ったスプラトゥーン三昧してました。クズ学生ですみません。

 

さて、今日は伊野尾慧さんについて記事を書きに来ました。V6岡田准一担名乗っといて何言ってんだって話ですが、伊野尾慧さんについてです。

 

伊野尾慧さんが世間に見つかってしまう喜びと寂しさと。

24時間テレビ関連でV6とHey!Say!JUMPが色々と共演する機会が大量に増えて、若手男子ぺろぺろ星人に成り果てた自担の岡田准一さんが「かわいい♡」「おねむ系男子♡」とやたらターゲットにして話題に出している伊野尾慧さん。

わたしは彼のことがとってもタイプです。もう5年くらい前から(正確なことは忘れた)彼の動向を密かに追っています。ちなみにきっかけはHey!Say!JUMPの“Your Seed”のPVでした。

もともと細くて長くて色素薄くて儚さを漂わせる男の子に惹かれる癖がありまして、彼のビジュアルはまさに細くて適度に身長があって、色白で、儚い印象だったんですよ。母性本能をくすぐるというか、傍で愛でてあげたいというか。

一言でいうと「理想の美男子」です。男子っていうのがポイントね。

 

でも彼は知れば知るほど面白いんですよね。Jr.下積みはそこそこ長くて深く探れるし、喋れば適当で面白いのに、明治大学理工学部建築学科に行ってちゃんとストレート卒業しちゃう真面目さも持ってるんですね。そういうとこ好き。

わたしがこんな伊野尾さんを知ってから数年間、彼はHey!Say!JUMPの年上組として後ろで歌うことも多く、TVに出ても、見切れる子として安定していました。

 

「もっといのちゃんを映して!」

「いのちゃんどこ!」

「ソロパートカットじゃねえか!」

そんな声もよく聞きました。

 

そんな彼がTVでもよく映るようになったのは2014年辺りからでしょうか。

気づいたら歌番組でソロパートのフレーズでアップで抜かれるようになっていたり、八乙女くん主演のドラマ『ダークシステム 恋の王座決定戦』でよくわからない盲目のピアニスト(ごめん最後まで見てない)をやってみたり(連続ドラマはガチバカ!の増田貴久さんの弟役以来)、2015年は舞台『カラフト伯父さん』で主演を果たしたりと、確実に仕事量が増えていました。

なんと喜ばしいことでしょう!

 

 

そんな陰からではありますがこっそり応援していた者には何にも代えがたい喜びである反面、少しだけ、少しだけですが寂しさも覚えるのです。

いのちゃんがこんなに綺麗で、こんなに面白い子で、こんなに適当で、いつも笑顔を見せている人であることを、日本中に知られるのが、少しだけなぜか寂しいのです。これが独占欲ってやつなのでしょうか。

アイドルの応援って難しいですね。FNSうたの夏祭りの『Chau♯』もばっちりソロパートがあって最高の表情を見せてくれて、やった!って思う反面、世間に伊野尾ちゃんが見つかってしまう!という謎の危機感が頭の中を駆け巡りました。

 

世間に見つかって、もし人気が爆発しても、どうか伊野尾慧さんが幸せでありますように。

あと、岡田准一さんが末永く可愛がってくれますように。(?)

胸揉んだんだから責任取ってよね!(?)

 

おしまい。

連続テレビ小説『マッサン』最終回を迎えるにあたって

思い返せば、見始めたきっかけはあさイチ受けと岡田准一さんでした。

岡田准一さん目当てで録画していた、マッサン放送2週目の土曜日のスタジオパークで流れたマッサンダイジェスト。ショックで走って出ていったエリーちゃんを追いかけて「ごめん!」と謝るマッサンのシーンに涙が出て驚いたのが印象的でした。マッサンってこんな温かい夫婦愛のドラマだったんだ、と。わたしはマッサンのそういうところが大好きで見続けることができました。途中で3週分くらい飛ばしちゃったけど、それでも視聴再開することができたのは、いつもドラマの根底にはマッサンとエリーちゃんの夫婦愛があり、それを取り囲んでいる人たちの温かいドラマだったからだと思います。

 

第5週、当初はエリーちゃんを苦しめていた優子さんの、結婚がありました。優子さんを取り込み、仲良くなった2人のお別れは寂しくも前向きなものでしたね。

職がないからとマッサンが本格的なパン焼き窯を手作りしだした週もありました。あの窯はその後使われたのでしょうか。

大阪住吉酒造を離れる際は寂しかったです。ウイスキー研究所の看板を持って帰るシーンが昨日のことのように思い出せます。優子さんたち、元気かな。

マッサンが鴨居の大将に必死で土下座したこともありましたね。鴨居の大将の「やってみなはれ!」はとても心強い言葉でした。マッサンの作った山崎のウイスキー蒸留所はわたしも訪れたことがあるのでとても見ごたえがありました。今度はウイスキーを試飲してみたいと思います。

英一郎くんと大将の関係を修復したこともありました。英一郎くんがとある漫画の主人公に似ていると話題になったこと、父に話すと爆笑していたことを思い出します。*1

エリーちゃんが流産してしまった時のことは忘れられません。「ごめんなさい」「わたしと別れたらマッサンはパパになれる」と言うエリーちゃんに、「エリーがいればそれでいい」と言うマッサン。絆の強さには泣きました。その後のキスシーン、わたしが今まで見た中で一番美しいキスシーンでした。愛が溢れていましたね。

マッサンのお母さんである早苗さんがお正月早々亡くなったのも、思い出深いです。死に際に「お前の作ったウイスキーは、まずい。」と言うので笑ってしまいましたが、あんなに鬼じゃなんじゃと言われた早苗さんがいなくなってしまうと寂しいものです。広島の実家の跡継ぎとして頑張った早苗さんだからこそ、エリーちゃんを認められなかった辛さを感じました。それでも最後には認めてくれましたね。お母さんは今日のあさイチでも笑いを持って行ってくれましたよ。*2

 

エマちゃんを迎えて向かった北海道。お正月明けからの忙しさでマッサンを観ることができずにごめんなさい。でも、マッサンを観ていつか余市に行きたくて堪らなくなりました。

エマちゃんと一馬さんの青春、一馬さんの出征。「Auld Lang Syne」を歌う熊さんの親心には胸が痛かったです。再会を喜ぶことが叶わなかったのは悲しかった。「おらが送り出してやらんとかわいそうだ」が忘れられません。ハナちゃんにも一馬さんにも向けられていた、大きくて暖かい親心には、泣かずにいられませんでした。

俊兄との別れも寂しかったです。いつも扉に頭をぶつけていて、でもいつもまっすぐで、マッサンを助けてくれていましたね。俊兄の素直でない「離れられて清々しますわ!」といった言葉も、反対に泣いてしまいました。ハナちゃんと2人、広島で元気にやっているでしょうか。

エリーちゃんの大親友キャサリンさんも、大阪でチャーリーと仲良くやっていますでしょうか。キャサリンさんには笑わされ泣かされでした。大きな愛をもってエリーちゃんを支えてくれていましたね。

 

職に就かないマッサンをエリーちゃんが仕掛けた時。視聴していてドッキリだとわかっていても、マッサンの必死さにこちらまでうるっとしましたね。あの時のことを、今日149話を観ていて思い出しました。第1回の冒頭を観た時から既にわかっていましたが、エリーちゃんが本当に旅立ってしまう日が来るとは。半年なんてあっという間でした。

 

音楽だって素敵でした。全体的にティンホイッスルやバグパイプを使ったケルト音楽で、切ないような響きの中に、田舎のような温かさがありました。ケルト音楽がより好きになりました。

主題歌の麦の唄のピアノバージョンは反則でしたよ。泣けないわけがないです!

 

元々泣かないほうなわたしが、1つのドラマでこんなにも泣いたのは初めてです。自分は夫婦愛や家族愛の物語に弱いんだなって知ることができました。それだけ、このドラマにはマッサン夫婦をはじめとして、温かい素敵な愛が詰まっていました。そしてみんな、「人生は冒険」と言う通りに冒険していて、きらきらと輝いていました。

 

玉山さんも、シャーロットさんも倒れるくらい大変な現場だったというニュースを読みました。それでも、素敵なドラマをありがとうございました。

明日の最終回、しっかり見届けたいと思います。

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*1:NHK朝ドラ『マッサン』の鴨居英一郎が『究極超人あ〜る』のR・田中一郎に似ている|ガジェット通信  http://getnews.jp/archives/730860

*2:2015年3月27日あさイチ内VTRの玉山さんの一言「鬼じゃ~!?」

"ひるなかの流星"好きなシーン10選

 前回・前々回と続いて少女漫画シリーズ3記事目。ほんと少女漫画楽しくなってきました。というかひるなかの流星に完全にどハマり。3周しても元気にボディーブロー食らってます。

過去の少女漫画記事はこちら

 

私は少女漫画を客観的に読んでいると思う話。 - It's wonder land!

「ひるなかの流星」を読んだら神漫画だった件。 - It's wonder land!

 

熱しやすく冷めやすい!そんなわたしだから熱しているうちに書きたいこと全部書いちゃって終わらせよう!というわけで前回に続きステマ記事です。ひるなかの流星本編中の好きなシーン10選です。ほぼ獅子尾です。ほらわたし鉄の女だからさ。
 
ネタバレは回避できません。「今から買って読むんじゃあ!」って方は自己責任で。とりあえず1巻のAmazonのリンク貼っとく。 
ひるなかの流星 1 (マーガレットコミックス)

ひるなかの流星 1 (マーガレットコミックス)

 
 

 

“ひるなかの流星”好きなシーン10選

※個人の嗜好です

※楽しみ方が歪んでいる気がします

ネタバレです

 

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地域によって「お山座り」や「三角座り」と数パターンあるこの形の座り方(もしかして超低姿勢でしゃがんでるのか?)ですが、わたしの地域では「体育座り」と呼ばれていました。チャラメガネ腕まくりを装備してそれはねえだろ。可愛いだろ。ペラいだろ。ペラ男愛してる

シーンとしてはすずめちゃんとのアクシデントの後でした。この下目線から安心させようとする大人っぷり惚れるわあ。

 

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この目がいいよね!!目が!!!あと髪結んでる感じ程よくチャラさ出てていいよね!!!

まあ現実的にいうとこんな(見た目)チャラ教師嫌だけど、その分少女漫画っていいよね、夢詰まってるね、って思ったシーン。獅子尾の作中で一番いい顔かもしれません。何事も始まる前が無自覚で一番平和な幸せなのかなと。

 

③保健室

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保健室って作品によっては色んな使い方のできるチャンスのある場所なんですよね。とか考えてる自分は汚い人間になったもんだ

なのにこの作品に出てくる保健室はあくまで真っ白でピュアな世界なんですよ。カーテンで仕切れるのに、ベッドまであるのに、サボるか喋るか治療するかの3択でした。

この作品における学校は、すずめ・獅子尾・馬村にとって揺らぐ気持ちによる接点や波乱はあっても、それ以上のことが起こる場所ではなかったと思います。教師と生徒の恋愛が描いてあるのに「禁断の恋」感が薄い(当社比)のはそれもある気がします。

 

④馬村の表情

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好きなシーンというより、好きな表現に近いかもしれません。馬村は一途で最初から最後までずっとすずめを想って行動して待っている奴です。良く出来た男すぎる。一途に待っていながらもすずめを見る馬村の表情はいつも、もの凄く切ない。

無愛想という設定のせいもあるかもしれないですが、馬村はとにかく切ない表情が多くておばちゃんは胸が痛かったです。付き合うなら君だよ。君なんだよ。*1

 

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少女漫画における当て馬キャラ(ライバルポジション)の悲しみが聞こえた気がした。

つぼみに対して最初あまり良い印象じゃなかったんだけど、このシーン読んでから「うわこの漫画本当に嫌なキャラがいないわ」って驚いた。一番のダメキャラは獅子尾じゃないか。

 

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おそらく物語にとっても大事なシーンで、伏線(?)の1つなのでは。この時点で決まってたんだろうなって読み直してから気づきました。遅かったわ。

すずめと獅子尾はある意味よく似ていると思います。

 

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馬村VS獅子尾のバチバチ感最高だった。この漫画で一番アツかった。

このシーンの後獅子尾もやり返すんですが、男と男のガチバトルって感じで静かに戦う緊張感があって2人とも最高にかっこよかった。

 

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すずめの友達のゆゆかと、土牛先輩のシーン。ゆゆかが泣いているのは土牛先輩のせいではないんだけど、「一人で泣いてると不自然でしょ」って聞かずに座っててあげる土牛先輩マジかっこいいから!!!!土牛先輩の株爆上げだから!!!!

とても優しいシーンで好きです。ゆゆかにも幸せになってほしい。

 

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何回か対峙した獅子尾VS馬村のバトルのクライマックス。獅子尾も覚醒後なので本当に燃えてるシーンだった。

このリレーもおそらくわかりやすい伏線になってて、もうほんと納得するしかないよね!!!!馬村最高の男だよね!!!!

別にバトル漫画が好きなわけではないんですけど、疾走感のある爽やかなものが結構好みなためかこのバトルが作中で凄く好きなシーンでした。友人に「その漫画のどこがいいの?」と聞かれたので「イケメンのガチバトル」って答えたら「少年漫画かよ」って言われました。

高校生時代、体育祭でリレーを応援するのが一番好きだったことを思い出しました。クラス全員で応援するのって楽しかったなあ。漫画やTVのような大きなものではないし、賑やかでもなんでもなかったし、体育祭なんて運動音痴の自分にとっちゃ嫌なことばっかりだったけど、それでも誰かを応援するのってとても楽しかった。「みさちゃんって体育できないのにいつも一番前で応援してるよね」って言われてました。体育祭って青春でいいよね。見てるのがいいよね。(客観的思考出た)

 

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最後に獅子尾の一番好きな表情を。

④の馬村もだけど、遠い目してる表情が凄く好きです。たぶんタイタニックとかロミオとジュリエットとかの悲恋な物語を好みたがる傾向が少しあるんだけど、何が好きって切ないのが好きなんですよ。泣きたいのかね。

よくTwitterで呟いてる朝ドラのマッサンでも、別れの際に不器用に愛情を見せるところが多くて好きだし、四月は君の嘘も、主人公の母親の別れの際の回がとても好きでした。そういうものに特に惹かれやすいんだと思います。まあみんなそんなもんなのかもしれませんが。

このシーンの獅子尾も、そんな傾向のある別れというよりも、儚さがあって好きです。やまもり三香さんはキャラクターにこういう表情をさせるのがとても上手な方なんだなと思います。

この後どうなるかとかは言及しませんが、獅子尾ファンとしてこのシーンが一番好きでした。この獅子尾見たら惹かれずにはおれんわ。

 

 

以上をもちまして、わたしの好きなシーン10選を終了いたします!!なんか気持ち悪くなってごめん!!!恥ずかしくなってきたわ!!!!

もし読んでなくて興味あるよとか、興味出てきたよって方は是非読んでみてください。本当に良い少女漫画だと思うよ。神風怪盗ジャンヌよりよっぽどお勧めするよ。

ひるなかの流星 1 (マーガレットコミックス)

ひるなかの流星 1 (マーガレットコミックス)

 

 何度読んでもやっぱり「付き合いたいのは獅子尾」で「付き合うなら馬村」です。

どこかに獅子尾落ちてないですか。

*1:Goose house「光るなら」より

「ひるなかの流星」を読んだら神漫画だった件。

昨日の今日って感じですがやまもり三香さんの「ひるなかの流星」をとりあえず手元に全巻揃えることに成功しました。あまりにもな神漫画っぷりで完結していて感動したので記事にします。

昨日の記事はこちら。

私は少女漫画を客観的に読んでいると思う話。 - It's wonder land!

 

全巻揃えるために古本屋2件と本屋1件とレンタルコミック取扱いのTSUTAYA1件を梯子しました。電車にも乗りました。クソ寒い中往復45分の道を歩きました。総計3時間の旅でした。我ながら昨日知った漫画のために走り回る自分の行動力に引いた。全力かよ。

ひるなかの流星 1 (マーガレットコミックス)

ひるなかの流星 1 (マーガレットコミックス)

 

 

昨日の記事でも少し書いていますが、わたしはあまり漫画を読むほうではありません。むしろこういう現実に近い恋愛ものは、なにか大きなきっかけが無ければ読まないし、根本的に合わないと思っていました。ファンタジー大好き野郎なので。

更に現実に近い恋愛ものでも、特に先生と恋愛展開のあるものは、中学生の時にやたら流行った携帯小説の影響で凄く嫌いでした。「○いジ○ージ」を読んだ時の嫌悪感ったら……

 

そんなわたしがひるなかの流星を読もうと思ったきっかけはTwitterでのフォロワーさんの呟きを見かけたからでした。引用などで不都合ありましたらご連絡お願いしますね!!

彼女にそこまで言わせる馬村とは。獅子尾とは。

気になったら便利な世の中なので、電子書籍の立ち読みを検索すればすぐ出てきますね!家でも立ち読みできる幸せったら人間バカになっちゃうね!

絵が好み!主人公も相手役も好感度(当社比)高い!展開が気になる!と3拍子揃ったので全巻読むしかなくなりました。走り回るしかありませんでした。完結しててくれてよかった。(そこ)

 

超簡単にあらすじを説明すると、

田舎から東京に転校してきた不真面目無表情系女子高生すずめ

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と、運命的な初対面をして運命的な再会をした24歳公私のギャップ激しめ黒髪イケメン担任教師獅子尾

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と、転校先のクラスで隣の席になった女嫌いで無愛想で一途な色白茶髪(?)イケメン男子高校生馬村

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が繰り広げる超どストレートな王道ラブストーリーです。せっかくだから2大イケメンキャラの説明多くしといた。ちなみに2人とも体の線が細くてペラいです。これ読むって決定の決め手だったのかもしれない。ペラ男愛してる。

 

この漫画の良いところは

・最初にちょこっとあるものの、転校や恋のライバル特有のイジメが殆どない

・キャラクターそれぞれに個性があって皆可愛い

・嫌なキャラクターがいない

・全編を通して爽やか

な点だと思います。

獅子尾も馬村もイケメン設定なのに、2人と仲良くしてるすずめにイジメがないような展開は初めて見ました。なんだこの安心感!

あとは非常にじれったいです。ひたすらじれったくてもどかしいです。君に届けの初期(アニメやってた頃)のピュアさ・じれったさに似ているかもしれません。とてもピュアで読みやすくて可愛くてキャラがイケメンな王道少女漫画です。心配していた嫌悪感もあまりなかったのは、その爽やかさからかもしれません。

 

それだけに、一気に読み終えた最終話は衝撃的でした。この作品は読者も獅子尾派と馬村派で大きく分かれるんだろうけど、このどこか釈然としなくて、けれどよく考えたらそりゃそうなるよなと納得できる終わりが少女漫画にあるとは思わなかったから。

よく考えたらあれが展開そのままだったんだなあって部分はあるけれど、単純に少女漫画でこの展開に持っていけるのは本当に凄いと思います。ほんま神漫画やで。こんなのわたしら読者は納得するしかないやん。馬村お前素敵すぎるぞ。っていうかすずめちゃんが最高のヒロインだった。本当によくやった。

 

読んだら誰かに話したくなる、そんな素敵な漫画でした。みんな読もう(ステマ) ほんでちょっとわたしと獅子尾・馬村について語ろうか。

あと読んでたら中学時代の先輩の恋を思い出したから昇華しておこうかね。

 

余談ですが、わたしは「付き合いたいのは獅子尾」で、「付き合うなら馬村」です。

オフモードの獅子尾に惚れて、好きすぎて頭の中が獅子尾でいっぱいです。あまりにも獅子尾が主張してくるのでこの漫画をブログに取り上げざるを得なかったことを白状します。ほんとこんなのだから彼氏できへんねん。彼氏ができる想像もできへんねん。

どこかに獅子尾、落ちてませんか。